惜しまれながら閉店した「畑分店」の新店営業が始まりました、新たな歴史の始まりです、「畑分店」新店探訪。
【2020年10月16日(金)】
大阪 大正 「畑分店」新店舗
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2020年9月18日(金)に建物老朽化のため閉店した「畑分店」、
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10月8日(木)からは新店舗で営業が始まりました、
旧店舗の1本裏の路地のこじんまりした酒場で新たな歴史を刻んでおられます、
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今日は初の新店舗、ちょっとドキドキしながらの探訪です、
民家1軒分くらいのお店、新しい暖簾が掛かっています、
木看板はもちろん旧店から引き継いだ看板ですね、
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ちわ、入店です、
左には厨房、右にテーブル席コーナーがあり、奥に行くとさらにテーブル、
奥には4人ほど座れるカウンターもありました、
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常連さんで7分の入り、
カウンターの中にはいつも笑顔の大将とお母さん、家族経営に変わったんですね、
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どうも~、無事開店ですね、
大将に挨拶をしながらカウンターに着きます、
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とりあえず「芋ソーダ」、
変わらず“スナックセット”で出てきます、嬉しい、
一合あるので3杯は飲めます、550円也
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肴は「ぬた」380円也、
蛸と揚げ、
お揚げさんが入っているのがぬたオリジナル感を高めています、
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床はコンクリート打ちっぱなし、エエと思います、
目の前が大将なので、一段落したらあれこれお話をしました、
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店仕舞も大変やったでしょうね、
あれだけの広さの見せ、いろんなモノがあったでしょうから、
残すモノ、捨てるモノの仕分けが大変だったのは想像に難くありません、
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訊くと、このカウンターも旧店舗から、あの棚も、
この木札も、
短冊メニューも、
土手焼きとおでんの鍋も、
全部旧店舗からのリユース、
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いや、リユースと云うよりも大正13年(1924年)から100年弱続いてきた、
あの建物の歴史をこちらに移築した、ここに引き継いだ、
そういうことですね、
素晴らしいです、こういう酒場で飲む酒はホントに美味しいのです、
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メニューはほとんど前と変わっていないそうです、凄い、
でも、高野豆腐、ひじき、筑前煮、小芋などは注文がないので今日は出していないとのこと、
にしても、このメニューの多さは嬉しいです、
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鍋を見たら食べずにはおられない「土手焼き」、
さっき、軽く食べてきたのでハーフにしてもらいましたが、
それでもこのボリューム、
ハーフにしてヨカッタ、ほ、
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“スナックセット”の「芋ソーダ」が少し残っていますが、
お隣の方が「黒龍」を注文、
とっても美味しそうなので乗っかりました、
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「黒龍」、ちろりにしっかり一合で600円也、安!
スッキリと美味しい名酒です、
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栗の差し入れがあったのでご相伴にあずかりました、
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旧店舗の解体は来週から、こちらもまだ工事が残っているようです、
TVがまだ無い?とか、
カウンターを増やして欲しい、という声もあるそうで、少しずつ改修進化するみたいです、
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はい、全部飲んで食べてお勘定です、2100円也、
あ、勘定はこちらでも算盤ですか!
はい、もちろんこれも持ってきましたよ、
なるほど~、
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大阪大正の「畑分店」新店舗、
まずは無事の移転再開店、おめでとうございます、
あの建物、酒場がなくなったのは残念ですが、
こちらでまた、あらたな歴史を刻んでいただきたいです、
もちろん新しい店ですが、たぶんすぐに酒場の貫禄が出てくると思います、
それを見届けるのもまた酒場探訪の楽しみ、
おおきに、ごちそうさん!また来ますね💕
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