フルネーム店名の角打ちから、老舗酒場でおでんを^^)「木下裕義酒店」~「みやい」。
【2020年10月13日(火)】
大阪 松屋町筋本町「木下裕義酒店」~天満橋「みやい」
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このエリアは久し振りです、
天満橋から松屋町筋の間、あまり目立たないエリアですが酒場は結構たくさんあります、
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今日は本町通から松屋町筋へ、
嫌でも「木下裕義酒店」の看板が目に飛び込んできます^^)
ワタシの場合、酒店の看板に反応するように脳みそが出来上がっているのですが、
その中でもフルネームで店名を掲げられると、これはもう萌えます^^)
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フルネームの酒店名、かなり珍しいですね、
酒蔵ではたまに見かけますが、街場の酒店ではちょっと他に思いつきません、
(忘れているだけかも・・・)
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最初に前を通った時は暖簾が出ていませんでした、
でも、もう中で何人か呑んでおられます、これが16時20分頃、
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近所を一回りパトロールして、戻ってくると、、、
暖簾が出ていました、16時35分頃、
なるほど、一応16時30分頃が開店の目安なのかな?
(今はコロナの影響で各酒場の開店時間がずいぶん変わっていますので要注意です)
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ではでは、久し振りに探訪いたしましょう、
酒販角打ち混在型、右手に白いデコラの1本カウンターです、
すでに先客がいらっしゃるので、入ったところに着きます、
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カウンターの中には若大将、「芋ソーダ」をお願いします、
焼酎とソーダのボトルになりますけどエエですか?
はい!
(その方が角打ちらしくて好きなんです^^)
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はい、通称『スナックセット』
(ワタシがそう呼んでるだけですが^^)
左のボトルが焼酎です、
なんかエエでしょ、スナックセット、これを3杯に分けて飲みました、
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肴は、、、目の前に乾き物袋物のツリーがありますが、
ここは定番の「湯豆腐」にします、
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通し温めなので少し時間が掛かります、
葱、鰹節がたっぷり、ポン酢が掛かって出てきます、
ワタシはどちらかというと醤油派ですが、ポン酢もイケますな、
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奥からお母さんが出てこられました、
今から近所を散歩するそうです、毎日3周するという決め、
最近は歩くのもしんどいらしいです、
『20年前はこんなになるとは思わへんかったわ』
でも、きっちりお化粧されて綺麗です、
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「芋ソーダ」を3杯(最後の1杯は少なめ)飲んでお勘定です、890円也、
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「木下裕義酒店」、鮮やかな緑のテントが目印、
料理も多いし、サービスの行き届いた角打ちです、
フルネームで堂々営業中、
おおきに、ごちそうさん!また来ますね💕
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さて、もう1軒、行っときましょか、
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近所には「マルキン酒店」があります、
外観はよくある模擬昭和酒場系ですが、ここも老舗の酒店、
広くてメニューもなんでも揃っている本格的な角打ちです、
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でも、今日はこちらにしました、
天満橋交差点すぐにある、おでんの「みやい」、
なんか燗酒とおでんが恋しかった、
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久し振りです、20年ほど前からここにあると思います、
(多分、もっと前から、知らんけど^^)
ビルの1階に入っている感じですが、店構えには風情があります、
入り口は全部で3カ所、
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ここもまだ暖簾が出ていなかったので、路地裏をパトロール、
他にめぼしい酒場はないので5分ほどで戻ってくると暖簾が出ています、
今日は暖簾出しタイミングの日やな、
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苦手な一番客ですが、ここは気合いを入れて入りましょう!
と、座る場所にアドリブが効きそうな、入り口が2つある路地側の引き戸を引きます、、、
が!?開きません、、、
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あれ?ここは入り口ではないのかな?
と、隣の引き戸を引きます、が、、、
あれ?あれ?、、、ここも開きません!!??
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気合いを入れて引いただけにちょっとパニックになります^^)
入れないの~~~!!??
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ガタガタさせたので、中の若女将が駆けつけてくれました、
どうやらまだ鍵が掛かっていたようです、回し錠を外してくれます
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スイマセン~どうぞ~、
はい~、
(ホ!ヨカッタ^^)
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結局、席を選ぶアドリブは無し、
とりあえず入ったところのカウンターについて気を落ち着けます、
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時間は18時10分前、どうやら18時開店みたいです、
ワタシが少し焦ってフライング入店です、
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縦棒が長いコの字カウンター、20席ほど、たしか奥の方にテーブル席が1つ、
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「燗酒」をお願いします、
スイマセン、今温めてますのでちょっと待ってください、
燗器で温め中、こちらこそ、最初はビールでも頼めばヨカッタですね、
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肴はまず「蛸酢」450円也、
蛸ときゅうりのぶつ切り、生姜ドバっ、手作り感満載です、
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「燗酒」も到着、
これで一段落です、
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素枯れた店内、お母さんも出てこられました、3人体制、
お母さんも担当があるようでガンバって動いたはります、
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戦後から昭和中頃、酒場を立ち上げてきた世代もそろそろ引退の時期、
どこの酒場も世代交代という難所を迎えます、
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そろそろおでんも煮えてきたようです、
出汁は濃い目ですがグツグツとは煮えていません、整然と静かに煮えています、
大根と厚揚げが双璧をなして並んでいます、売れ筋ですな、
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まずは「大根」と「ちくわ」、
これで燗酒をいただきます、はい、この感じ、この感じ、
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酒をチュ~っという感じでいただきます、
「ちくわ」を噛む時も、ちょっとなんか音を出したくなります、
チュっとかみ切る感じ、
(良い子は真似しないでね^^)
で、お酒をチュ~っと、
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追加で「こんにゃく」と「スジ」やったっかな?
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燗酒をお替わりしてお勘定です、2035円、
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天満橋の「みやい」、
ここも貴重な酒場ですね、
ビルの1階ですが、エエ雰囲気を醸しています、
ビルの1階に早くに入ったことで、逆に酒場の寿命が延びたような気がします、
コロナ禍で大変な時期ですが、ガンバってくださいませ、
おおきに、ごちそうさん!また来ますね💕
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