地酒ワンカップ・コレクションNo.151~奈良県奈良市「黒松 貴仙寿」純米冷酒
地酒ワンカップ・コレクションNo.151
奈良県奈良市「黒松 貴仙寿」純米冷酒
、
冷酒ということで冷やしていただきました、
たしかにスッキリしているのですが、ちょっと癖もある、旨味もある好きなお酒なのです、
、
冷酒ということで、夏らしい薄いブルーのボトルタイプ、
ラベル正面には酒銘の筆文字ロゴ、純米冷酒の文字、稲穂?のイラスト、
左側には飲酒注意事項、蔵元情報の上にひらがなの酒銘ロゴ、
右側には成分表示、
、
関西では結構ポピュラーな銘柄「貴仙寿」、立ち呑み屋角打ちでもよく見かけます、
ワタシが初めて飲んだのは、たしか阪急京都線「淡路」駅近くの立ち呑みでした、
初めて飲んで“美味しいお酒”と云う印象だったので、ずっと“美味しいお酒”のイメージのままです、
(刷り込み効果の典型^^)
、
蔵元は「豊祝」の奈良豊澤酒造、
この蔵元は直営店展開に熱心です、今や奈良大阪に4店舗あるかな?
直営店とは別に「豊祝」という名前の酒場も何軒かありました、
この辺りは地酒ワンカップ・コレクション過去記事No.93純米吟醸「喜仙寿吉兆」に詳しく書いていますので参照してくださいませ、
、
こちらのサイトでは「貴仙寿」の事をこのように説明されています、
(CRAVITONより転載)
純米酒がまだ珍しかった昭和54年、他に先がけて当蔵が発売した純米酒。その後、吟醸系の9号系酵母で今の「貴仙寿」を完成させると爆発的にヒット。貴仙寿ブームがおこりました。柔らかなお米の旨みとキレの良さが自慢です。今日の当蔵の礎ともいえる銘柄です。
、
豊澤酒造の基礎を作った大ヒット作のようですね、ヨカッタヨカッタ、
、
でも、ここで注目は文頭の1行です、
『純米酒がまだ珍しかった昭和54年』、、、なんとまあ、隔世の感が有りますね、
昭和54年は西暦1979年、40年ほど前には市販の純米酒というのはほんの一握りだったのか!
、
たしかに、居酒屋で飲む燗酒は甘くてベタベタしていて、悪酔いする、、、
日本酒というとそんなイメージだったと思います、
、
当時のワタシも、日本酒も飲みましたが、
基本は、ビール⇒ウイスキー水割り という流れが多かったような気がします、
、
もちろん、醸造アルコールを混ぜるメリットもあるのですが、日本酒本来の味わいはやはり純米酒以上、
米と水と酵母で作るお酒、ここをしっかりと守らなかったのが、一時期の日本酒不人気(低迷期)の原因でしょう、
、
分かりやすく書くと、ワインの本場で“ワインにアルコール添加”したワインが売れますか?
という感じです、
、
今や、全国の蔵元のみなさんの努力で、美味しい純米酒以上の日本酒がたくさん飲める幸せな時代、
ありがたいですね~、
今宵ももう一献、いただきましょう、
、
、
購入時期:2019年8月
購入場所:兵庫県 スーパーおだ
容量:180ml
価格:238円(税別)
蔵元:奈良県奈良市 豊澤酒造㈱
、
、
| 固定リンク
« ホッピーも好きですが燗酒も好きです、ここの燗酒も料理も酒場最高レベルです、「うえ川南店」。 | トップページ | 七夕の夜は、、、グツグツと煮え立つ鍋のおでんでもいただきましょう^^)福島のおでん「はなくじら」本店。 »
「地酒ワンカップ・コレクション」カテゴリの記事
- 地酒ワンカップ・コレクションNo.202~ 兵庫県姫路市「龍力」特別純米(2021.04.14)
- 地酒ワンカップ・コレクションNo.201~ 兵庫県養父市「夫婦杉」上撰(2021.04.07)
- 地酒ワンカップ・コレクションNo.200~ 群馬県みどり市「赤城山」(2021.04.02)
- 地酒ワンカップ・コレクションNo.199~ 長野県北安曇郡 山の酒「大雪渓」(2021.03.31)
コメント