ずっと入りたかったミナミ法善寺不動尊のすぐ横、おでんの「おかめ」、とってもエエ酒場です。
【2020年6月2日(火)】
大阪 ミナミ法善寺 おでん「おかめ」
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ずっと入りたかった大阪ミナミの法善寺水掛不動のすぐ横にある、おでんの「おかめ」、
この冬は2度ほど引き戸を引いたのですが、満席、予約ありで入店できませんでした、
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この日はミナミで所用終了、
まだまだ人通りが少ないひっかけ橋、
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今日辺りはどうかな?まずは「おかめ」を覗いてみましょう、
時間は17時過ぎ、お、暖簾は掛かっていますね、しめしめ、
ちわ、1人です、といつものように指で1人客であることをアピール、先客は女性2人組のみ、
はい、どうぞ!ということで、無事初入店です、やた!
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10席程のカウンターだけ、女将さんが1人、おでん鍋に土手焼きの四角い鍋、これだけ、
とっても良い空間です、
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KIRIN一番搾りの「中瓶」、
突出しが出て来ます、「お揚げさんと菜っ葉」、
こういう感じでしっぽり呑める酒場ですね、うんうん、好きです、エエ感じです、
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おでんはこんな感じ、
手元のメニューにはお値段無し、
こういう店もたまには来るのです、はい、これはこれで別の空気感が楽しめます、
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まずは「豆腐」と「鶏団子」、鶏好き、鶏団子に目がないのです、
これ以上はないという澄み切った出汁におでんがちょこんと、そんな感じの上品なおでん、「おかめ」のおでんです、
で、もちろん美味しいのです、味もしっかり沁みてます、
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濃いめの色の中津「大西酒店」のおでんも好きだったし(2018年末廃業閉店)、
玉造「きくや」のごった煮大鍋おでんも好きだし、
いつもグツグツ沸騰している「花くじら」のおでんも好きです、
でも、こういう上品なおでんもとてもヨロシイ、これはハマりそうです、
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日本酒にします、銘柄は賀茂鶴、菊正宗、剣菱と渋いところが揃っています、
「賀茂鶴」を燗でお願いします、
もちろん湯煎です、こんな燗器で温めていただきます、
チロリではなくお銚子で出て来ましたが、やはり湯煎の酒は美味しいです、文句なし、
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おでん追加、「餅巾着」と「ひろうす」、
変らずの上品さ、
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コロナ対策で開店時間を早めて、仕舞も早め、大変ですね、
ま、なんとかやっていますが、ホントにお客さん減ってしまいました、と女将さん、
ガンバってくださいね~、
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ということで、この日はこれでお勘定、金額失念、、、
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で、8月に再訪しています、こんな張り紙がしてありました、
ちょっとお仕舞の時間が早まっています、この頃はコロナ感染再拡大の時期、
ミナミの特定エリアが感染対策と営業再自粛を求められていた頃です、
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この日は一番客、どうも~、
カウンターの奥の方に座って「中瓶」、
突出しは「タコ酢」、
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おでんは「大根」と「鶏団子」、
変らずこれ以上ないほど澄み切った出汁と、また「鶏団子」、
(鶏好き♡!!)
大根がめちゃくちゃ美味しかったです、鶏団子も味わい深いです、
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そして、またもや「賀茂鶴」の燗酒、と前回探訪時をほぼ踏襲、こんなもんです、酒呑みは^^)
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手元メニューに値段がないのは上で書きましたが、壁にこんな書がありました、
どうやらこれはメニューのようです、むふふ、なるほど、洒落ですね、
酒の肴にこの書をちびちびと読み込むとなんとなく分かってきました、
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ほとんどが読めたのですが、最後の1行だけが判読不明、仕方なく女将さんに訊きました、
あ、なるほどね!!これがオチなんですね、分かりました、
答えは、、、書きません、皆さんガンバって読み解いてくださいませ、
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この洒落たメニューを考案されたのは創業者の大将だそうです、
それを常連の学校の先生が立派な書にされ、額に入れて寄贈されたそうです、
名店に良き噺あり、
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噺といえば、ここ「おかめ」は落語家さんの贔屓の店でもあるそうです、
すぐ目の前で寄席も開催されているそうで、春団治一門の落語家さんが良く来られたとか、
今はどうなんだろう、落語家さんもコロナで大変やしな~、
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古い街である法善寺横丁は何回か火災に襲われています、
そんな時も落語家さんがいろいろと支援してくれたりとか、そんな話も聞きました、
「土手焼き」をもう1本頼んだ「燗酒」でゆっくり頂いてお勘定です、2600円也、
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大阪ミナミ法善寺水掛不動尊のすぐ横、おでんの「おかめ」、
まずは澄み切った出汁のおでんが秀逸、
そして、街場の酒場としても上々の空気感、とっても素敵なお店です、
創業者を引き継いだ女将が切り盛りされています、
そうそう、女将は最近インスタを始めたそうです、偉い!
いくつになっても好奇心を失くしてはイケマセン、
自分の殻の中に閉じこもるとゴーストになってしまいますからね、
気を付けましょう、見習いたいものです、はい!
おおきに、ごちそうさん!また来ますね💕、
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