立派な酒場ですが、ここもまた“角打ち”と云うことで良いでしょうか?大正の「畑分店」。
【2018年1月12日(金)】
大阪 大正 「畑分店」
、
いきなりではございますが、、、
その昔のテレビドラマ『前略おふくろ様』は「分田上」という料理屋が舞台でした、
(ホント、いきなりですな)
、
この「分OO」という店名、たまに見かけるような気がします、
ワタシは、暖簾を分けてもらった、独立した店の意味、
と勝手に思い込んでいました、
、
つまり「分田上」の場合は「田上」という店から分かれたお店、
という意味かと思っていました、
、
が、ちょいと調べると、、、
ドラマの中の「分田上」は「川波」という店から分かれた、
という設定になっているそうです、
、
あれ~、そうなの?なんか思っていたのと違う
、
現実に、他にもある「分OO」という店はどうなんだろう?と調べてみましたが、
「分OO」という店名の由来というか、意味については確信を得られませんでした、
謎は深まるばかり、、、
、
って、なんでこんなこと書いているかというと今日の店は“分店”なのです、
、
こちらはまだ分かりやすい、
あきらかに本店とか元の店に対比して“分店”なんでしょう、
読み方は“わけてん”かと思っていましたが、
大阪大正辺りでは“ぶんてん”と読むようです、
、
この前の記事で書いている「乃ノ家(やきとん」」が居抜いたのは、元「中野分店」、
これをワタシは“なかのわけてん”と勝手に読んでいたのですが、
実は“なかのぶんてん”が正しい読み方でした、
こちらの記事と上記写真で確認できます、
、
この“なかのぶんてん”、、、
最初はなんか意味不明に見えてゲシュタルト崩壊を起こしそうになりました(ちょっとだけね)、
東京の“なかのぶ(中延)”と被っているのが原因です、、、読みにくいわ、
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そういうと「中野」の本店というか、元の店はどこにあるんだろう?
ちょっと記憶を辿りますが、、、思い出せませんね、、、不明、、、
で、ググってみると、
、
また、ややこしいことになりました、
お隣の住之江区に「山脇分店中野酒店」という店があります、
ええ?どういうこと?
山脇酒店から分かれたのが中野酒店、という事でしょうか?
謎は深まるばかり、、、
、
しかし、この辺りには他のエリアの比べて絶対に“分店”が多いです、
これは間違いない、
、
という事で、、、やっと本題へ、
今日の酒場は「畑分店」、座り吞みの良い酒場です、
随分前に何度も探訪していますが、このところご無沙汰、
久しぶりに「乃ノ家」2回目探訪の後に入店しました、
、
ちなみに、すぐはす向かいには「畑酒店」があります、
こちらが本店なのかな、
この「畑酒店」も角打ちをやっています、
酒販角打ち混在型の店で、短いカウンター1本のみ、
いろんなお酒が飲めそう、な記憶です、
、
もう一軒、駅の反対側に立ち飲みの「畑八酒店」があります、
(2018年3月現在、電照看板は「畑酒店」表記になっています、どうやら変わったように思いますが、、、詳細不明)
こちらも“畑酒店”系なのか?ご兄弟?未確認です、
、
さて「畑分店」に入店です、
(やっと入店、ややこしいなあ、もうどの店に入店したか、分からんわ
)、
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左手には厨房を囲むように大き目のL字カウンター、15人は座れるかな?
右手は広めのテーブルスペース、6つくらいあったかな?
こちらテーブルスペースだけで、詰めると30人くらいは座れそうです、
足元は土間、好きです、
、
飲み物は「燗酒」、
アルミのチロリで出てきました、
、
目の前の高いショーケースには素材がぎょうさん並んでいます、
その中から「なまこ」、
好物、美味しい季節です、
、
本店が酒屋なので、ここも広い意味で云うと“角打ち”になるのかもしれません、
少し離れていますので“酒販・角打ち独立型”という事になります、
(勝手に云うてるだけです)、
、
酒屋なので、酒は売るほどあります(好きなフレーズ)、
地酒もそれなりに充実、
、
カウンターはご近状の常連さん中心、
テーブル席は近くの会社帰りのサラリーマンのグループ飲みが中心、
両方ともよう盛り上がっています、
、
ワタシも一人で、「なまこ」だけで燗酒をお代わりしているようです、
、
2軒目、それも「乃ノ家」で「ホッピー」と「梅割り」を2杯づつ飲んでいるので、ちょっと酔っぱらってきました、
今日はこれくらいにしておきましょう、
お勘定は失念、1000円ちょっとかな?
、
JR大阪環状線「大正」駅すぐ近くの「畑分店」、
立派な酒場ですが、生い立ちは角打ちという事で良いでしょう、
地元の常連さんから、サラリーマンまで、どなた様もどんと引き受けています、
店内の雰囲気も好き、
おおきに、ごちそうさん!また来ますね、
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