神戸和田岬探訪、2軒目は「木下酒店」、外観も店内も渋い、そして雰囲気がヨロシイ^^)
【2017年5月17日(水)】
神戸 和田岬 「木下酒店」
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さて、久しぶりの神戸和田岬探訪、
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1軒目の「高田酒店」さんは“やる気ないねん”のお言葉と共に、
大相撲終わりの18時で早々と閉店
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ま、イイんじゃないでしょうか、
今日はちゃんと2軒目の情報もあるので大丈夫です、歩いてすぐのはずです、
ではでは参りましょう、
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しばらく歩くと大きな鳥居が見えてきました、「和田神社」です、
地名にある“岬”の通り、この辺りが昔は海辺だったんでしょうか?
なんとなく、神戸市お得意の埋立地のような雰囲気もあります、
が神社があるということは、昔からの陸地かな?
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あ、もっと先に“和田岬砲台”(現存)があります、
ということは、やはりここら辺りも昔からの陸地なんですね、きっと(知らんけど)、
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和田神社の前の広い道をしばらく進むと右手に渋い建物が見えてきました、
ここですな、
本日、2軒目のお目当ては「木下酒店」、
う~ん、エエですね~、渋いですね~
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表にも床机が出てます、自販機の横のお二人も・・・実は立ち飲みです、
やりますな~、エエ感じです、
ではでは入りましょう、
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これまた、店内も渋いです、
使いこまれた上等のL字カウンター、7~8人は立てます、
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カウンターの中にはお父さんとお母さん、
もちろん常連さんが多いのでしょうが、適度な距離を置いての親しげな感覚、
うん、これまたちょうどイイ感じです、
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とりあえず「燗酒」270円也をぬる燗でお願いします、
コップに注いでくれます、
そして料理は「奴」180円也、高い!?
実はこの「奴」、壁やらのメニューを見る限り一番高価な料理です、
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なんせ、魚フライ・つくね串・スコッチエッグ・酢豚・きずし、ここまですべて130円也、
ゆで玉子80円という感じなので、「奴」180円也はちょっと贅沢です、
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カウンターの奥の方には居間が見えます、
完全な家内制角打ち工業、
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近所の会社のお客さんが多いのでしょう、
みなさん、お!てな感じでお互いに挨拶、
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表のテーブルのお客さん、
腰を落ち着けて飲むのかと思いきや、
みんなで缶を1本飲んだらさっとお勘定、男前やな~、
これが神戸の粋、というものです(違うか)、
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続いて「魚フライ」をいただきました、
何か掛けますか?と訊かれたのでウスターソースを所望、
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表の自販機側からお二人が肴を注文、
ここで、あ!あの二人も立ち飲みなんだ、と気付きました、
自販機の陰に小さなテーブルがあるようで、
酒は自販機(のほうが安いのかな?)、肴は店内から、究極の合理性です、
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お酒をお代わりしたかな?たぶん、
そして「ゆで玉子」80円也、
銀紙の皿に塩、それが油紙の上に載って出てきました、
ほう、ここでもなかなかの合理性発見ですね
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剥いた殻の行方もしっかりカバーしながら、手も拭ける、
塩はちゃんとキープできる、
僅かな工夫で、茹で玉子がとっても立派な一品になりました(そんな大層なことはない)、
知らんけど(マイブーム)、
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そういうと、春に行った北九州折尾の老舗角打ちでも、
料理を油紙の上に載って出て来ましたね、
皿を使わない、昔の角打ちの伝統的?スタイルなんでしょうか?
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さて、これでお勘定は910円也、
和田岬の「木下酒店」、
とにかく店構えが渋い、店内も渋い、そして雰囲気がよろしい、
狭いし常連さんが多いですが、閉塞感はありません、
一見でも常連でも楽しめる、お父さんとお母さんの人柄でしょう、
おおきに、ごちそうさん、また来ますね、
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さて、今回の和田岬探訪はこれでお終い、
でも、この辺りはまだ何かありそうですね、
「木下酒店」にも再訪したいので、もう一度来ようかな、
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