九州探訪2017③大分県中津、興味深い街でめちゃエエ店に出会います、「扇八」で一献。
【2017年2月16日(木)】
九州探訪2017③
大分 中津 「扇八」
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さて、2年4か月ぶりの九州探訪、
初日はまず小倉の角打ちを2軒探訪、もちろん昼飲みです、
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で、いったんホテルにチェックインして出直します、
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次は、小倉駅から快速電車に乗って大分県中津市を目指します、
なぜ?中津なのか?、、、理由は、、、忘れました、
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でも、知り合いのS氏が最近大分へ異動したのを聞いて、
あ、中津へ行ってみたい!と思いました、
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それに、移動時間を調べてみると、小倉から快速電車で1時間ほど、
思ったよりずっと近いです、
こりゃ、行くしかないですな、
中津の事、まったく知りませんが、なんか良い酒が飲めそうな予感があります、
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で、順調に中津に到着、16時30分頃、
思った通りの駅と町並み、地方の中規模都市です、
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S氏とは17時頃に中津で待ち合わせ、
メッセージのやり取りで、お目当ては何軒かに絞っています、
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少し時間があるので先にぶらりと街中を探訪しましょう、
駅の北側かな?すぐに日ノ出町商店街がありあます、
こちら側に酒場がありそうですね、ここへ入ってみましょう、
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すぐに「二十八万石」がありました、
ここは通し営業かな、もう飲めそうです、自転車停まっています、
一応キープ、
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商店街をどんどん進んでいきます、
すごい情報量の寿司屋「日の出寿司」、
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ちょいと路地裏に入ります、洒落た洋風の建物がありました、
その横の路地を抜けると、、、
あ、「扇八」がありました、
S氏と相談の結果、お薦めのここが1軒目の予定です、
いつものように偶然ですが、すぐに見つかりましたね、
、
S氏も中津に到着したようです、
ワタシはもう一回りして、店の前で合流、どうも、どうも、
時間は17時数分前、、、
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でも、まだ暖簾が出ていません、
店の流儀はいろいろありますからね、
客が来れば空ける店もあれば、時間まで開かない店もある、
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初見ですので、ここはじっくりと暖簾が掛かるまで待つことにしましょう、
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待つこと数分、
あ、お母さんが暖簾を掛けられました、はい、ではでは、入りましょう、
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ちわ~、
あら、いらっしゃい!待ってたの?
はい、暖簾が出るまではと、
入ってくれたらいいのに~、と、一気に和みます、
、
朝からずっとここで仕込をされて入りそうです、
なるほど、10人ほど座れるL字カウンターの上には食材や大皿料理がズラリと並んでいます、
これはエエ店の予感がしますね、うん、間違いないです、
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まずは生ビールで乾杯、
さて、肴は、え~っと、それとそれ、みたいな感じでカウンターの上から「筍と椎茸」と「手羽先」、
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お母さんからのお奨めで「大根餅」もいただきました、
大根餅?なんですか?な感じです、
ワタシは初めて聞きました、S氏は知ってのいたのかな?
大分の郷土料理みたいですね、
では、それではぜひいただきましょう、
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ということでまずは「大根餅」から、
ほ~、なるほど、大根が材料でしょうが、食感はもちもちしています、
なんかお好み焼きみたいな感じ、美味しいです、
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「筍と椎茸」、そろそろ文字通り旬です、
他に入店もないので、ぼちぼちとお母さんと話しだします、
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年齢を聞いてびっくり!本当にお若く見えます、そしてめちゃくちゃお元気です、
もう50年以上、この場所でこの店をやっておられるそうです、
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ええですね~、そう聞いて店内を見ると貫禄がありますね、
途中で一回手を入れただけ、もうあちこち傷んでます、
いやいや、こういう風に時を重ねていくのが素晴らしいのです、
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毎日、朝からこれだけの料理を一人で作っておられるのも凄い、
ほとんど手作り料理です、
、
いや~、エエ店ですね~、これは正解です、
「手羽先」、
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TVでは「しんけんワイド」っていうのをやってます、
なにこれ?“しんけん”って?
“ほんき”とか“一所懸命”って云う意味だそうです、
大分の県民性、大分はしんけん!らしいです、へ~、
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あの福沢諭吉も中津出身なんですね、
生まれは大阪の藩邸らしいですが、
それさえ知らずに来ました、しんけんスイマセン
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そういうと中津城もありますよね、中津藩ですか?のちに小倉藩、
藩主は黒田長政とか細川家とかそうそうたる名主が納めていたんですね、
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中津は県としては大分、文化圏は北九州、と2面性もあるそうです、
だからか?大分と云えば“鶏天”が有名ですが、中津は“唐揚”だそうです、
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そういうと唐揚げも中津発祥ですね、
そうでした!!しんけんなんにも知りません、
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やはり大皿から「ピーマン肉詰め」、
これ、ピーマンが生なんです、シャキシャキでめちゃくちゃ美味しいです、
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そうそうお酒は日本酒をいただいています、
いくつかあったのですが、せっかくですから地元のお酒を、ということでこちら
「西の関」、国東半島の萱嶋酒造、
お酒も2面性の大分、大分は焼酎も多いですが、日本酒もちゃんとあります、
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最後に美味しそうだったので天ぷら、
少しだけのつもりが、お母さん、ぎょうさん盛ってくれはりました、
こち、まごち、エビ、ふきのとう、などをポン酢でいただきました、
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ぼちぼちと常連さん入店、
2つあるテーブル席で待ち合わせ、おう!な感じでみなさん自然合流です、
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はい、ではわれわれはこれで失礼いたします、
楽しすぎてお勘定忘れました!でも、間違いなくリーズナブルでした、
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中津1軒目、「扇八」、お母さんの細腕繁盛で50年以上、
料理も美味しいし、なによりお母さんが凄い!エエです、
おおきに!ごちそうさん!しんけん、また来ますね!!
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さて、もう一軒行きましょか、
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