京都の昭和食堂「ト一」、残念ながら2016年3月末を持って一旦閉店したみたいです。
【2016年3月19日(土)】
京都 錦富小路 食堂「卜一」
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ここ、エエ店でした、
酒場というより食堂に近いかもしれませんが、十分酒場使いできます、
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広いフロア、スクエアなテーブル席、小上り、燗酒、定食メニュー、
昭和の食堂=酒場の雰囲気満載、初めての訪問で大変気に入ったのですが、、、
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なんと、2016年4月現在、閉店となっているようです、
食べログの訪問記事によると、ビルの耐震工事のため2016年3月末を持って一旦閉店したそうです、再開の予定などは不明、、、
なんと、、、偶然立ち寄った12日後に閉店とは・・・
なんとも残念です、もう一度行きたかった、、、
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記事を書いても探訪していただけないのも、東西酒場探訪案内所としては慚愧に堪えませんが、、、
やはり、書いておきましょう、
いつか復活再開店することをお祈りして、、、
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土曜日の京都、
夕方から四条御幸町上ルの「益や酒店」で日本酒をいただいた後です、
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もう少し飲みたいですね、
錦市場に新しい立ち飲みも出来ていました、帰りがけにあそこに入ってみるのもエエですけど、
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近くにエエ感じの食堂があるそうです、まだ入ったことないけど、有名なお店らしいです、
というか昭和の老舗食堂(京都では100年以上経ってないと老舗とは云わん!)という声も聞こえてきますが)です、
そこへ行ってみましょう、錦通りを御幸町から二筋西の富小路へ、
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余談ですが、、、
京都の通り名、東西の通りは有名な憶え歌があるので京都人なら誰でも分かる、たぶん分かるだろう、分かるんじゃないかな?ま、ちょっと分からないかも、、、な感じです、
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ところが南北の通りとなると、これがいきなり分かりにくくなります、
とくにワタシは京都生まれとはいえ、碁盤の目の中の生まれではない、洛中の人ではない、洛外の人(京都人、この辺りは厳しい)、
洛中の南北の通りはホント分かりません、最近は酒場探訪のおかげでやっと覚えてきましたが、それでも自信ない、
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ちなみに四条河原町から西の通りを書いてみると、、、
裏寺町、新京極、寺町、御幸町、麩屋町、富小路、柳馬場、堺町、東洞院、烏丸、室町、新町、、、
これで合っているのか?分かりません、
(あ、ひとつ抜けてました高倉があった)
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閑話休題、
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錦富小路を下ルとお目当ての昭和の食堂「卜一」があるはずです、
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と、いつもの如く見つかりません、
一旦河原町手前まで下がってないのを確認、引き返すと、、、
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え!これですか?なにこれ!!
“昭和の食堂”という既成概念が邪魔をして前を素通りしていました、
ここが「ト一」でした、
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食堂というより、なにやら小さなホテルか旅館のような雰囲気の店構え、
中にはお土産物屋さんとか入ってるんじゃないの?な感じです、
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でも、この暖簾は間違いありません、ここです、「ト一」、
ではでは、入ってみましょう、
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う~ん、入ったところもまだ食堂の感じしませんわ、
そのまま奥へ行くとレジがあり、そのさらに奥に「ト一」のフロアが拡がります、
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広いスペース、大きなテーブル席、仕切られた4人テーブル、壁際の2人テーブル、
それに左側には小上がり、と万全の受け入れ態勢です、
高い天井、テーブルも椅子も綺麗ですがスクエアな食堂仕様、メニューも食堂、
うん、こりゃエエ感じですな、壁際の2人テーブルに着きます、
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17時過ぎ、普通の食堂ならそんなに忙しい時間帯ではないでしょうが、ここは、、、盛りあがっています!
ほとんどが昼飲み早飲みのようです、
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メニューは、、、安い!
定食とかが安くてお得な感じがしますが、
「おすすめ定食」はなんと500円也、「刺身定食」「トンカツ定食」600円也、刺身と天ぷらの「ト一定食」900円也、
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単品も良心的値付け、たぶんちゃんとした料理が出て来る雰囲気、
むふふふ、、、エエ感じです、
では、ここはまず単品で軽く一杯にしましょう、
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メニューをじっくり研究して「キスの天ぷら」350円也と燗酒にします、
燗酒はたしか「日の出盛」と「キンシ桃山」の名前が、、、どちらにしたのか?忘れました、
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奥の調理場は見えませんが大きい厨房な感じ、
フロアはお母さんと若いお兄さん、アルバイト?いや、家族経営なのかもしれません、
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待つことしばし、、、というより、めちゃ早く来ました!
5分くらいとちゃうかな、酒だけが先に来るのではなく、天ぷらと一緒に盆にセットされてきました、
これには、さすが!と唸りました、
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なんか、“今から食事ではなく、ちょっと摘まみながら燗酒をちょこっと一杯飲みますね”という雰囲気が、いやが上にも盛り上がるもてなしです、
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天ぷらも絶品!とまでは行きませんが、ちゃんとした料理屋の天ぷらで美味しいです、
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う~ん、来てヨカッタ、ほんまちゃんとした“昭和の食堂”です、
いや、食堂以上ですね、これは、、、“昭和の大衆割烹”かな、
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どんどん入店があり、フロアは忙しくなってきましたが、お母さんと若者二人で見事に回していかれます、
動きが素早く無駄がない、、、こういう店、大好きです、
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もう一杯行きますか、燗酒、お替り下さい、
それと「イイダコ」350円也も下さい、
上品な味付け、
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入店続々、一人飲み、二人で食事、山帰りから、4人で一杯、なんでもござれ、
でも共通しているのはなんか明るい!健康的!!
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さて、2杯飲んで、、、けど、この感じ、もう少し味わって帰りたい、
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ここでなんと定食メニューに乗り換えるという暴挙に出ました、
「刺身定食」800円也をお願いします、あ、燗酒ももう一本ね、
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「刺身定食」、刺身に茶碗蒸し、小鉢、香の物、汁の物、ご飯、
はは、なんか豪勢な気分です、もう会席食べてるような気分ですか
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燗酒もいただきながら、ご飯もパクパク、
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さすがにこれでお勘定、2754円也、明朗会計、
エエ店でした、そうそう、店名が珍しいのでその由来を訊こうと思って忘れました、
ま、再訪の時に訊いたらいいや、と思っていたのですが、、、
それもすぐには叶わなくなりました、
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京都錦富小路下ルの食堂「ト一」、
昭和の食堂=酒場使いもOK、
残念ながら2016年4月からは閉店しています、
ぜひもう一度入店できる日をお待ちしています、
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