九州探訪筑豊編②感激の1本10円の「かわ」と「ずり」!大牟田の焼き鳥「元禄」。
【2014年10月7日(火)】
九州探訪 筑豊編② 大牟田「元禄」
(筑豊以外でも飲んでます)
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さて、大牟田の「古賀久」で一杯飲んだ後です、
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今日はこのあと大牟田まで足を延ばします、
三井三井炭坑がある炭坑の街、なイメージです、最近読んだこの本の影響であります、
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大牟田市は八代湾に面した福岡県の最南端ですぐに熊本県との県境があります、JR鹿児島本線が走っており、西鉄大牟田線の終着駅でもあります(と、ここまで行ってみて初めて知りました)、
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なんとなくJRの方が速いか、と、
今回はJR「久留米」駅から準快速みたいな電車に乗りました、JR「大牟田」駅までは30分くらいです、
途中、九州新幹線と平行して走る区間があります、新幹線の駅もあります、なんか地元民ではないのですが時の流れを感じます、
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「大牟田」駅に到着、
駅前は久留米と同じような感じ、賑やかな商店街がありそうですが、お目当ての店は反対側、西鉄「久留米」駅(同じ場所に並んでいます)出口の方でした、
さすがに福岡から計1時間の移動、あまり時間がないのでぶらり探訪はあきらめて、お目当ての店に直行します、
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陸橋を渡って西鉄側に出て南へ10分とかからず着くはずでしたが、、、
ちょっと迷います、毎度のスマホ地図表示の間違い、10分ほどロスして、なんとかたどり着きました、
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なんでも今でも一本10円の焼鳥が出るそうです、
時間は16時過ぎ、もう開いているはずですが暖簾が掛かっていません、うむ、、、勇気を振り絞って戸を引きます、
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やってました!
そして、予想以上に素晴らしい店内、いや~こんな感じなんですか、来てヨカッタ、
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広い店内、右手に逆Lなカウンター、ゆったりとした椅子の配置で10数席、左手の壁沿いにはええ感じのテーブルが4つほど、余裕たっぷりの間隔、
先客がカウンターにお一人、後でもう一人、
カウンターの中には大将とお母さん、そして若い衆、
いや~この時点で大好きな店だと分かります、嬉しいな~こういう店に来られて、、、
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カウンター中程に着きます、え~っと芋の水割りください、若い衆が作ってくれます、
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それと注文は、、、どうしたらいいですか?優しそうな大将に訊きます、
はい、1本10円の焼鳥は「皮」5本と「ずり」5本が出ます、あとは飲み具合をみてお出ししていきます、他のメニューは名物の「湯豆腐」、「手羽先」と「鶉」、手元の皿にある「うずら玉子」は好みでどうぞ、
こんな感じだったと思います、
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座った途端に「皮」が七輪で焼き始められていますので、焼酎を二口三口すすったところで「皮」が5本出てきます、
旨い!「皮」、めちゃ旨いです!!
タレ焼きなんですが、皮とタレの相性抜群です、これが@10円とは参りました、いや~びっくりしました、
手元には「うずら玉子」がこんな感じで置かれています、
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続いて「ズリ」もオートマチックで出てきます、こちらは塩焼き、エエ塩梅で塩味と甘みが絡み合います、
写真はすでに3本食べた後、思わず食べてしまいました、
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ワタシの焼き物が一段落すると、大将と常連さんとの会話が弾みます、
聞いているとなにやら音楽関係の話題が、、、大将、60年代70年代のロックに詳しいようです、常連さんは今の音楽、芸能情報にも強いわ、
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後先になりますが、目の前の鍋に入っている「湯豆腐」もお願いしました、
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大将が「湯豆腐」の入った鍋を慎重にゆっくりとかき混ぜます、
よく混ざったところでスープの味見をして豆腐を2切れすくい上げ味噌汁の椀に入れて出していただきます、おたまの滴をよく切って元の場所に戻して作業完了、
ここまでの作業が儀式のように見えます、おそらくずっとこの方法で美味しい「湯豆腐」を出してこられたのでしょう、
今はなくなった歌舞伎座横にあった頃の「歌舞伎蕎麦」の大将の仕草を思い出しました、
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では「湯豆腐」をいただきます、
熱い!まず熱いです、焦りました、これはふうふうしないとイケません、
で、スープを一口、う旨い!!、鶏ガラ?スープかな?濃厚でめちゃ旨です、く~参りました、焼き鳥に続いて連打です、豆腐も美味しい、
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この日は「鶉」を大量に焼いておられました、
予約オーダーでもあったのかな?「手羽先」と「鶉」も食べてみたいけど、今日はまだ先の予定があります、これは次回のお楽しみにしましょう、
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芋水2杯飲んでお勘定は1000円ちょっと、
そうそう、手元の小皿の「うずら玉子」は持ち帰りを希望、袋に入れてもらいます、なんかこれも美味しそうなのでホテルの夜食にしますわ、
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大牟田の焼鳥「元禄」、来た甲斐がありました、ほんとうに良き店であります、ごちそうさん!再訪確実です、「皮」の味が忘れられません、また来ますね、
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さて、ではもう一度久留米まで戻ります、
(つづく)
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