北海道探訪④テクテク小樽観光の後は、日本酒立ち飲みの「小樽酒商たかの」へ、思わぬ長居となりました^^)
【2013年10月17日(木)】
北海道 小樽 「小樽 酒商たかの」
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さて、「ニューなると」でボリュームたっぷりの鶏の素揚げ半身で一杯飲んだ後です、
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さて、ここからが大変です、時間は12時過ぎ、次の店の開店が17時、時間潰しが大変です、、、って、あ、普通に観光したらいいのか、
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「ニューなると」の前の道を左に取ると小高い森があります、
鳥居があり丘の上まで階段が続いています、地図を見ると“水天宮”という事のようです、時間はいっぱいあります、登りましょう、
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ふ~、頂上には“水天宮”、
小樽市内が一望、という場所ですが林がありあまりいい写真が撮れませんでした、
「ニューなると」でお腹一杯になりましたがこれで少しはこなれたかな、反対側の階段から下ります、この階段は急です、気をつけて降ります、
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少し歩くと小樽運河に続く観光道路に出ました、
小樽らしい雰囲気の建物が並んでいますが要は“土産物屋街”です、これもどうなんかなと思いながらワタシもいくつか土産を買います、
ゆっくりとゆっくりと土産物屋もひやかしながら運河の方まで歩きます、
2時間ほど歩いたので資料館みたいなところの休憩所でひと休み、ちょっとウトウトとします、
時間は、、、まだ15時過ぎです、もう一歩きしましょうか、
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小樽駅の方へ戻って北側を探訪、あ、「なると本店」を発見、やはり鶏と寿司ですね~、
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「小樽市場」、連なった3つほどのビルの中に懐かしい感じの市場が入っていましたが店は半分ほどしか営業していませんでした、すこし寂しいですね、
お、小樽にも「モッキリセンター」がありました、どうやら立ち飲みのようです、まだ営業していません、あとで覗いてみましょう、
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ここらから西に向かって坂が伸びています、
小樽には坂が多いようで、この坂は「船見坂」、勾配15%と最も急な坂の一つだそうです、、、登ってみましょうか、時間あるし、
うん、確かにめちゃ急です、毎日こんな坂を歩くのは無理です、で見晴らしが効く場所で小樽の海を望みます、ま、これで少しは納得
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さて、そろそろどこかで飲めるかもしれません、また今日最初に行った商店街へ戻りましょう、
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お目当ての「小樽酒商たかの」、
1階は酒店、2階が立ち飲みになっているようです、小樽でここは外せないでしょう、
さくっと日本酒を呑んで次へ回る目論見です、
時間は16時、立ち飲みの開店は17時のはずですがひょっとしたら早めに飲めるかもしれません、1階に大将がおられるので訊いてみますが、、、やはり17時からの営業らしいです、1階を担当する店員さんがまだ来てないからとのこと、そうですよね、ではまた1時間後に来ますね、
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再度、花園の繁華街を探訪します、それでも時間が余ったので最後の20分は「たかの」の前の商店街にあったベンチでひたすら開店を待ちました、
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17時ジャストにふたたび「たかの」に入店、大将に声を掛けます、
あ、どうも、まだねえ~来ないんだよね、ちょっと待ってね~、と携帯で店員さんへ連絡、「お客さんが来たからね~早く来てね~」、
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とりあえずワタシは2階へ案内していただきます、おおきにです、
立ち飲みのはずがテーブル席が並びます、前はね立ち飲みだったんだけど皆ゆっくり飲みたいっていうからテーブル席にしたん、だそうです、
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支払いはチケット制、1000円単位でチケットを買ってそれで支払います、
お通しは300円、
日本酒はリーチインに入っているのを自分で取りだしてカウンターの大将に渡すとぐい飲みの注いでもらえます、
値段はそれぞれの瓶に値札がぶら下がっています、たしか6~700円前後が多かったような、
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まずは大将が自らプロデュースしたという「出世坂」の大吟醸をいただきました、
小樽は坂の街のようで「たかの」の前の坂は“地獄坂”というそうです、それではあんまりなので「出世坂」というネーミングにしたそうです、さっきの“船見坂”に登ったのも何かの縁だったのかな?
清廉で薫り高く美味しいお酒でした、
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肴も揃っています、大将が作られるようです、
聞くとここは元々の酒屋ではないそうです(ちょっとビックリ)、
小樽で良い日本酒を安く飲める場所がなかったので、大将自ら日本酒をちゃんと安く飲める場所を作りたいと思い立ち、8年前の58歳の時に一から作られたそうです、へ~、てっきり老舗の酒屋さんかと思っていました、やれば出来る、
最初は大変だったようですが、各地の良い蔵本を回って徐々にいいお酒をそろえられるようになったそうです、たいしたものです、一念発起でここまで作り上げるとは、大将やりますね、
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チケットを追加して2杯目は「東鶴」の純米酒、
佐賀のお酒、純米酒にしてはスッキリしています、佐賀といえば「東一」が好きなのです、佐賀の蔵もいいですよね~、
最近は滋賀県もイイですよね~、と大将と歓談、
立ち飲みと踏んでいたのでサクッと飲んで次の店へ行くつもりが大将とどっぷり二人で日本酒談義です、ワタシはあまり詳しくないですが思わぬ展開を楽しむことにします、
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大将のサービスで大吟醸の酒粕で作った「粕汁」をいただきました、ありがたい暖かい美味しさをいただきます、
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この辺りでお一人入店、
さっと入って来られたので常連さんかと思いきや、旭川から仕事で来て初めて入ったとか、「八海山」の熱烈ファンで飲みに来たそうです、日本酒と釣りが趣味で、魚の美味しい食べ方をあれこれと教えていただきます、3人で歓談、
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ワタシの3杯目は「真野鶴」、これはワタシの好みの甘味の強い酒、まさしく旨い!!という感じの一杯でした、
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これで2000円分のチケットをちょうど使い切りました、
あとは「八海山ファン」の方に譲って次へ行くことにします、思わぬ長居をしましたが大将とのお話は楽しかったです、小樽でいい日本酒が安く飲める「小樽 酒商たかの」、来てヨカッタ、できれば、できればまた来ますね、
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