地下の酒蔵で美味しい日本酒をいただきます、大阪阿波座の「島田商店」に初入店。
【2013年5月28日(火)】
大阪 阿波座 「島田商店」
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今日は前から行きたかった阿波座の「島田商店」へ行きます!
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「島田商店」、地下の巣窟で日本酒だけを独特のシステムで飲む、というなにやら怪しげなドキドキするような振れ込みです、
ずっと気になっていたのですが未だ訪問なし、気が弱いもので、、、と、大学の後輩が先日行ってきました、と、こともなげに訪問報告、こりゃそろそろ潮時か(なんのこっちゃ)、
ということで今日は決め打ちで「島田酒店」訪問です、
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場所は大阪の阿波座、
西梅田からだと地下鉄で3駅1回乗り換え、でもなんだかめんどくさいな、歩いていきましょか、たぶん20分か25分くらいで着くでしょう、、、ということで肥後橋から土佐堀通り、なにわ筋と黙々と歩きます、暑い、出来ればビールでも飲みたいところですが、、、やはり今日はまず「島田酒店」から始めましょう、我慢だ
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やっと中央大通りまで来ました、
結構かかったな、と角に立ち飲みがあります、「もりわき」、
あ~ここでビール飲んでもイイよね、、、でも誘惑を振り切ってスルーします、またあとで来ますね、
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はい、無事「島田商店」に到着です、大きなお店ですね、
平日は19時までで終了ということです、まだ時間的には大丈夫かな、では入ります、
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1階のフロアは日本酒が並ぶ酒屋さんそのまんま、
大きなカウンターがあり(ここでは飲めない)奥ではみなさんお仕事されています、すいませ~ん、あの~飲みたいんですが、はいはい、どうぞどうぞ、地下になりますのでそこの階段から降りてください、なるほど、噂通りの地下巣窟へ案内されました、狭い木製階段を恐る恐る降ります、さてどうなるんだろうね、ドキドキ、
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地下は文字通りの酒蔵という感じのスペースが2室ありました、
奥の方には大きなテーブルが3つほど、ここで飲むようです、案内していただいたお兄さんも続いて入って来られます、独特の飲酒ルールがあるようですのでここは素直にお願いしましょう、初めてですのでよろしくお願いいたします、
分かりました、では、、、ということでここでの決まりを教えていただきました、
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ルール①:まず、奥の部屋の2カ所に開封された一升瓶のお酒が自由に楽しめるそうです、酒蔵なので日本酒がたくさん並んでいますが開封済の瓶だけが対象です、
ルール②:銘柄に関係なく用意されたグラスに8分目ほどで@210円也、
ま、これだけ分かっていればいいのですが、他にマナーというべきポイントがあります、
・禁煙 そりゃそうでしょう、酒の味、香が台無しです、
・仕事の話禁止、お酒の話をしましょうね、なるほどね、
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どれくらい飲まれますか?う~ん、
そんなにたくさんは、、、2合くらいで、、、
では、4種類ほどだしましょか、、、どんな日本酒が好みですか?
米の味がする濃厚なタイプが好きです、そこの「獺祭」も好きです、
はい分かりました、では選んでみますね、あとなにか肴はいかがですか?
肴もあります、メニューを見て「くりいむちーず」もらいます、
と、お兄さん、あくまで丁寧で優しいく教えていただきます、地下の巣窟は怖くありませんでした、おおきにありがとうございます
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ということで出てきたのはこの4本、
左から「萬屋醸造店 恋音 春鶯囀」、純米吟醸です、そこはかと旨い、(難しい字ですね、春の鶯の嘴?か、ちょっと違うな、調べると“囀”は“さぜずり”“さえずる”という意味の字です)
「月桂冠 伝匠」、旨いがややもの足らん、上品なのかな?
「熊本県酒造研究所 香露」、やや辛いが優しい、かつ力強い、うむ、これはエエんとちゃう、
「獺祭」、二割三分純米大吟醸ですね、旨いに決まってます、
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4種をチビチビとチーズを肴に飲み比べます、
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やはり「香露」が一番ワタシの好みですね(「獺祭」はどけてね)、
この「香露」だけもう一杯お替りをしました、何杯飲んだかは自己申告です、ワタシの場合はこれでお酒5杯+チーズで@210円×6で1260円也ということになります、
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ぼちぼちと他のお客さんも入って来られています、
だいたいはお一人が経験者で、その方が友達や会社の人を連れてくる、というパターンのようですね、ちょっと日本酒の講釈などをした後は好みの酒を目の前に何本か並べての飲み比べとなります、女性客もおられますよ、
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案内してくれたお兄さんが来られました、
いかがですか?
はい、美味しいです、「香露」が好みです、最近の日本酒は美味しいですよね、
そうですね、今は日本酒の黄金期ですよ、美味しい酒がたくさん造られています、
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日本酒の出荷量が減ってきていると嘆く声がありますが、そりゃ飲み屋酒場での消費が減ってるから仕方ないでしょう、
でも、それはそのまま大手のナショナルブランドの消費が減っているということで、地方の良心的な酒蔵の日本酒作りは本当に盛んでかつ美味しい日本酒がどんどん出て来ています、これからは本当に美味しい日本酒を呑む時代が来るんでしょう、楽しみです、
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さて、5杯飲んでお勘定にします、グラスなどはそのままでいいようです、階段を登って1階のカウンターで勘定します、自己申告です、先程の通りの勘定で1260円也を支払います、
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1階には酒瓶が並んでいます、もちろんここで買えます、
ざっと見回すと「香露」がありました、3000円だったかな、買って帰りましょう、一升瓶を持ってもう一度カウンターで勘定です、
下で飲んで美味しかったのでこれにします、
はい、常温で良し、燗でも良しのイイ酒ですよ、
そう云われるとホント楽しみだな、家に帰ってもう一杯行きますか、
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阿波座の角打ち(と云っていいのかしら?)「島田酒店」、エエ感じで日本酒を頂きました、これはまた誰かを連れて来ましょう、また来ますね、
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