名古屋で梯子です、伏見の「大甚」から、名駅「のんき屋」へ、寒かったよ~。
【2013年1月25日(金)】
名古屋 伏見 「大甚」~名駅「のんき屋」
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今日は名古屋で打合せです、個人的にはとても面白い打合せになりました、データ見ながらの仮説構築、こういう作業は大好きです、
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さて、とはいえ夕刻には打合せ終了、同僚と別れて一人でさくっと飲みに行きましょう、
あ!ここは…伏見じゃないですかあ(わざとらし)、となればまずはこちらにお邪魔しなければなりますまい、名古屋屈指の名店とお聞きしています、「大甚 本店」に向かいます、
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「大甚」はすぐ近くに2店あります、「本店」と「中店」というようです、初めて訪問した時は知らずに「中店」に入り「本店」と紹介するという間違いを犯しています、
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さて、今日はどちらにいきますか?実はワタシは「中店」も嫌いではないのですが、アプローチは「本店」側からとなりました、もう横断歩道を渡ればそこに「本店」があります、まあいいか、と、そのまま「大甚本店」に吸い込まれます、
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まだ17時過ぎですが満員です、
入り口近くに勘定場(古いか?レジ、、、)があり大将や女将さんが立っておられます、一人客であることを示すとざっと店内を見回して目の前のテーブルでの相席を奨められます、「大甚」はカウンターがありません(テーブル壁際席はあります)、8人ほど座れる大きなテーブルが5つか6つほど並んでいます、全体に鬱蒼とした感じの店内、良い酒場の雰囲気を今も保持しています、
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とりあえずのビール小瓶、キリンにします、
肴はレジの向こうのテーブルに大皿、小皿がずらりと並んでいます、奥の調理場前には冷蔵ショーケースがあり刺身類などはその中に並んでいます、、、
と、それを想い出すのにもう少し掛かりました、ビールを飲みながらしばらく店内の様子を窺って、あ、ここは自ら立って肴を取りに行くんだった、と想い出します、はは、ちょいと苦笑いしながら肴を選びにいきましょう、
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とりあえず好物の「鯛の子」?「鱈の子」?、プリンタ体が怖いけど“・・・の子”はだいたい何でも好きです、
そして「ポテサラ」、これは大皿に入っていたのでお姉さんによそっていただきます、店内には若いお姉さんが何人もおられます、
これで一段落です、
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17時台で満員、当然ワタシより先輩の男性が一番多いのですが、ここ「大甚」は女性客もおられるし、若者も入って来ます、結構客層広いですね、
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小瓶を飲み干してお酒にしましょう、燗酒は“賀茂鶴の樽酒”です、ぬる燗でお願いします、香りで飲むお酒です、
銚子は2合入りでしょう、大きいです、ゆっくり飲んでいきなさい、ってことですな、
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奥の冷蔵ショーケースも覗いてみます、
やはりぬる燗に刺身と洒落込みたいところです(別に洒落てないし)、つい「ひらめ」らしき皿を指名してしまいまいました、これちょっと高いかも、
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さすがにお銚子のお替りはなし、これでお勘定にします、2900円也、安くはないですね、銚子が大きいし、「ひらめ」が効いたかな、
名古屋伏見の「大甚本店」、貫録たっぷりの名古屋の代表酒場です、また来ますね、
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さて地下鉄に乗って「名古屋」駅まで戻ります、
せっかくですからもう1軒行きましょうか、そういうとこの前ネットで見た魚の旨い店がこの辺にあるはずです、なんて店やったかな?と地下道をちょっと歩いて北の方の出口から出ると、いきなりありました、「魚しんのすけ」!!、あ、またまた想い出しました、店構え見ていきなり想い出しました、
この店「魚しんのすけ」、来たことありますね、そうそう、数年前に泊りの仕事の時に一人で入店しました、たしか日本酒「三十六人衆」を初めて飲んだ店です、あは、もういろんなことが忘却の彼方です、徘徊です
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ノリ的にも魚系ではないか、、、と、「魚しんのすけ」は断念、
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さてどうしようか、としばし黙考、また想い出します(よう想い出す日やなあ)、
味噌おでんと味噌カツの「のんき屋」が近いですよね、寒いけど歩いてみましょうか、表通りから行くと確実なんですが、目の前の一本裏通りを歩きましょう、まあ行けるでしょう、
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途中で「大須酒場」っていうのを見つけました、
一瞬、お!これはイイかも、と思いましたが、、、
よくよく見るとこの感じは最近流行の“わざとの昭和な”店ですか?ここは“大須”(名古屋の門前町盛り場、ワタシの贔屓の街)でもないしね、最近はこういう店が増えてます、、、まあとりあえずスルーします、
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予定ではそろそろ「のんき屋」の前辺りにどんずばで着くはずでしたが、、、
どうやら裏通りは微妙にあさっての方向へ行ってたみたいです、相当歩きましたがそれらしい通りに出ません(i-phoneの地図がOSが変わって見にくくなってからスマホの位置情報もあまり使わず)、とにかく寒い
早めに方向を修正したいです、まずは左方向にいくべしです(たぶん)、車が通る大通りに出ます、どうやらこれは駅前からのあの大きな道ですね、これはどうも行き過ぎたようです、ちょっと戻って交差する道路の左手を見ると、、、
ありました、「のんき屋」、この筋は飲み屋が数軒固まっています、どこもイイ感じです、
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「のんき屋」も名古屋の典型的な店の形態です(と、まだ研究不足ですがワタシは勝手に思ってます)、
まず料理は「味噌鍋に浸かったおでん」と「もつ焼き」(名古屋では違う呼び方かも、、、)と「串カツ」、店内にはテーブルがありますがもちろん店先での立ち飲み、立ち喰いもOK、居酒屋使いであり、立ち飲みでもあり、さらに近所の肉屋と競合する、もつ焼き、串カツなどの持ち帰り需要も多い、というまさしく一昔前はどこの町内にもあったような(と思える)店、そんな店が名古屋の酒場の一つの典型ではないかと思います、
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寒かったので出来れば入りたい、一応中を覗いてみますが、満員のようで大いに盛り上がっています、では店先での立ち飲みにしますか、スイマセン、熱燗ください、寒い~、
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目の前の味噌鍋、シズリます、串カツもどんどん揚げられています、
目の前で串を焼いているお兄さんにお願いします、
「串カツ、下さい」
「それ、勝手にとって」
「味噌付けたいんですが」
「勝手につけて」
と、焼き台のお兄さんはあくまでクールです、
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ではまず、串カツにいきます、
目の前右手にある揚げたての串カツをとってそのまま左方面の味噌鍋に平行移動させ、味噌鍋にどぼ!、どぼ!!と上下動、すっと引き上げて自分の皿まですばやく平行移動、と港湾コンテナ作業を彷彿とさせる技能労働で「串カツwith味噌」を完成させます、非常に充実感のある作業でした、これも名古屋独特ですね、
「串カツ」、美味いです~、
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焼物もイイですが、寒いのでやはり鍋物にします、鍋に浸かっている串から「シロ」(だったような)と「豆腐」をリクエスト、慣れると自分で取っても良いようですが、どれが「よく煮えた豆腐」だか自信がないのでお兄さんにお願いしました、
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味噌味串カツとおでん、旨いです、豆腐旨いです、熱燗で味噌豆腐、きゅ~、たまりまへん、手が味噌でベタベタになるけどね、んなことは何でもありません、
やはり持ち帰り、お土産も多いです、串カツ20本とか平気で注文入っています、地元?いや、ここなら電車に乗って持って帰る人もいるんでしょう、
“さっと飲み”“さっと喰い”(今、命名!)も多い、お兄さん日本酒飲んで串カツ、おでん数本食べて5分以内で去って行きました(さすが)、若い女の子二人連れが串カツを3本ほど“さっと立ち喰い”して出撃していきました(さすが)、
やはりこれが名古屋スタイルだと確信です、
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ではワタシも長尻せずに(立ち飲みやけど)お勘定にしましょう、
熱燗ももう冷え切ってました、890円也(安)、エエ感じや、名古屋に来たらここは必訪問ですね、名古屋駅から徒歩7~8分かな、「のんき屋」、また来ますね、
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