【2012年9月8日(土)】
名古屋 大須 「末廣」
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今日は大人の遠足です!
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名古屋にどうしても行きたい酒場があります、
大須の「末廣」です、かねてより評判を聞いていたので仕事のついでに一度場所は確認に行きましたが、あいにくの日曜日で定休でした、一度行きたいと思うともう我慢できません、今日は予定のない土曜日です、思い立って名古屋を目指すことにしました
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新大阪から名古屋まで新幹線で1時間足らず、あっという間に着きます、
が、新幹線料金もばかになりません、新大阪から往復で12,000円を超えますね、、、安売りチケットでも新幹線往復では1万円は超えます、まあ酒場巡りのための経費ですから仕方ない(いやいや
)のですが、ここはなるべく安くで行く方法を探しましょう、
大阪梅田の金券ショップで見ると、名古屋まで行く一番安い方法は当たり前ですが在来線乗継です、大阪から岐阜までの“昼得きっぷ”を1000円ちょっとで売ってました、これですね、これで行きましょう
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在来線での名古屋までの所用時間はざっくり3時間です、
自宅から大阪まで30分、大阪から米原まで新快速で90分、乗り換えて米原から大垣、また乗り換えて岐阜までは約60分、自宅から約3時間で岐阜に到着です、新幹線で3時間というと長く感じますが在来線の3時間は比較的楽ですね
、文庫本を読んで、車窓の風景を楽しんで2時間くらいは大丈夫、あと1時間は乗り換えがあったりするのであっという間でした、米原と大垣で乗り換えたのですがどちらもしっかり接続しています、もっとがらがらかと思いきやどちらのローカル線も満員でした、ちょっと意外、本数が少ないからかな?
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岐阜から名古屋までは快速で20分くらいと近いんです、

このまま名古屋に入ってもイイのですが、時間は12時30分頃、ここはまず岐阜駅前を探訪、昼食を摂ってから名古屋へ向かいましょう、
毎度の如く、詳しい下調べ、予定はナシ、なんとなく一番大きな出口から表へ出ると、、、予想とぜんぜん違う
、、、

駅前の繁華街の路地裏を狙う予定でしたが、そんなものはございません、大きなロータリーにビル、歩道橋、少し歩くと少々路地裏もありそうですが、生憎の小雨模様です、いつ降り出すか分かりません、く~、いきなり失敗か、、、
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と思いながら腹の虫には勝てません、とりあえず近くでということで、歩道橋で直接繋がっているビルの飲食店街に入って寿司をいただきました、

お店は『清八』、握り寿司のセットと、、、ビール!
、1380円也、
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食べ終えてビルを出ようとすると土砂降りの雨です、おう、どうしようあと迷いますがどうやらすぐ近くのビルまで屋根が繋がっています、はい、濡れずに駅まで戻れました、
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あとで聞くと、ワタシが降りたのが「岐阜」駅北口だったようです、
書いたように駅前の猥雑な繁華街などは綺麗になくなり再開発が進んだようです、駅ビルにつながるショッピングモールやビルなどは綺麗で立派ですが、人は少ない(東京とか大阪と比べるとね)、なんだか少し侘しい、これでイイの?開発は地域の人の期待であったとは思いますが、こういう再開発手法はもうちょっと時代に合わないような気もしますな、
友人の後日情報では北口ではなく“南口”の方がイイ感じ!とのこと、そうか南口も見てみるべきでしたね
、飲み屋街なんかがあるのかもしれません、次回は南口を探訪してみましょう、
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さて、快速電車で名古屋へ入ります、
お目当ての大須「末廣」は15時開店です、まだ少し時間があるので駅前の商業施設をアテもなくブラブラ、地下鉄もわざと遠回りして時間調整して「大須観音」駅で降ります、15時開店の店に15時ちょうどに入店するのもなにか気恥ずかしい
、少し時間を置いて入りましょう、という思惑だったのですが・・・
「大須観音」駅で降りるのは初めてですがこの辺りは何度か来ています、前回は「栄」駅から歩きました、その前は「上前津」駅で降りてこの辺りを探訪しています、

大須ってイイ感じの繁華街ですね、若い人が多くセレクトショップが並び、商店街も頑張っています、家具屋街らしき面影もあり、門前町の雰囲気もあるという、なんでも来いの街です
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ぶらぶらと街の様子を楽しみながらいよいよ「末廣」の前まで来ました、

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はい、開店してますね、
店の前には自転車が並んでいます、きっとご近所の常連さんですね、さすが人気店です、なんて余裕の感想を抱きながら引き戸を引いて…自分の読みの甘さを後悔しました
、土曜日の15時40分頃、満員です!
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あちゃ、店内はもうすごいことになっています、ワイワイと皆様酒盛り中です、時間が早いので余裕かと思っていたのですが読みが甘かったです、この店、半端ない人気店ですね、満員で忙しいので店員さんの反応も遅いです、毎度の如く指で一人客であることを示します、お一人さんね、ちょっと待ってね、とのこと、あ~入れてもらえるといいのだが、、、
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店内、左側に逆L字カウンター、15席くらいでしょうか?

右側の壁際にテーブル席が4つほど、奥には小上がりもあります、小上がりの4人卓席に少し隙間がありそうです、ワタシはどこでも構いませんので入れてください、関西から6時間かけて来ました!、、、と、心の中で泣きそうになりながら叫びます
(少々大層
)、
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少しして、、、どうぞ!、、の声が掛かりました
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ありがたや、座れるようです、テーブル席の一つ、柱のでっぱりがあり3人席になっているテーブルに2人組の先輩女性客がいらしたのですが、横並びに替わっていただき向かいの一人席にワタシが入ることになりました、スイマセン、はいはい、って感じで無事着席です、座るなりお母さんが注文を訊かれます、まずはビールですね、小瓶はありますか?ある、じゃあ小瓶でお願いします、
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小瓶が来てとりあえずコップ一杯の幸せをいただきます、

と、お母さんから肴のオーダーを訊かれます、あ、え、とりあえずコップ一杯の幸せに浸っていたのと、手元メニューがないので慌てます、カウンター上の短冊メニューを見て反射的に「冷奴」250円也をお願いします、
ほ、これで少し落ち着いて飲みましょう、と、「冷奴」がすぐに来ます、

でお母さんから他には?との問いかけ、
たたみかける攻撃にタジタジです
、これまた短冊メニューにウロウロと目を走らせます、「たら卵煮」500円也というのが目に留まったのでこれも注文、ふ~、これで解放されたようです、
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ここでゆっくりと店内に目を向けます、
カウンターの上に大皿料理があります、混んでいるので立ってゆっくりと見れなかったのですが、まずはこの大皿料理が基本のようです、ホントはここをちゃんと確認してから注文したかったなあ、、、
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短冊メニューと突き合せながら見回します、大皿にはじゃがいも、インゲン、なす、あなご、ほうれん草、ごぼう、豚肉煮、たこ煮、とこぶし、いか煮、かき揚げ?、衣被、煮魚などが並んでいたようです、たこ煮とかとこぶしもたべたかったなあ
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メニューで特徴的なのはどうやら“揚げ物”がなさそうなところです、煮物中心のメニューです、“煮売屋”ですね、きっと、老舗のメニュー構成だと思います、刺身はありますが見る限り“焼き物”も無いようでした、たぶん、、
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「たら卵煮」が来ました、

そうね、こういうことですね、なんとなく間違っていました、イメージは鱈の子(関西では魚の卵は“子”っていいます)の“玉子とじ”をイメージしていたのですが、それだと「たらの卵の玉子煮」ですね、これでイイのですね
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ぬる燗をお願いします、お酒は「鷹の夢」という銘柄、大きいのでお願いします、400円也、これをゆっくりと飲み進めます、

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向かいの先輩女性お二人もイケる口で肴をどんどん注文してお酒もどんどんお替り、ご近所さんのお話などをされながらなかなかイイ感じで飲まれています、羨ましい飲み方ですね、
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さて、ワタシはこれでお勘定にしました、
1480円也、名古屋大須の「末廣」、人気でしたね、評判通りの酒場、それも料理が美味しいお店という印象です、今回は料理をあまりいただけなかった(お昼に寿司を食べたので、、、残念)のでもう一度ゆっくりと料理を食べに来たいですね、また来ますね
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