春の嵐のこの日、大阪3軒目の“温酒場”、「梅乃宿温酒場」へ行ってきました。
【2012年4月3日(火)】
大阪 淡路町 「梅乃宿温酒場」
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“温酒場”と書いて“オンシュジョウ”と読ませるらしいです、
文字通り“温かい日本酒を飲ませる店”という意味、冷やで飲むのが主流だったのか?今では当たり前にある燗酒の値打ちがあった頃のネーミングなんでしょうね、いかにも風情があります、
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現在、大阪にある温酒場は2店だけではないかと思います、九条の「白雪温酒場」と野田の「上田温酒場」です、両店ともそれなりの歴史のある良いお店ですね、というようなことを何度か書いているのですが、一緒に仕事をしているSさんから耳寄りな情報をいただきました、
『大阪にはもう一店、ありますよ、新しいお店ですが「梅乃宿温酒場」というのが北浜の方に出来たみたいです』
おお、ついに3店目の温酒場が出来ましたか、情報ありがとうございます、ではそのうちに行ってみましょう、などと云っておりましたが、、、この日、ついに行きました。
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調べてみると場所は淡路町ですね、
東京の「淡路町」と違い大阪の淡路町は通りの名前です、大阪市の中心部を東西に通っています、「梅乃宿温酒場」は北浜と堺筋本町の間ですね、まあぼちぼちと歩いていきましょうか、
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淀屋橋から適当に南へ東へと道をとりながら淡路町を目指します、途中いくつか良い酒場がありますね、でも寄り道はせずに「梅乃宿温酒場」へまっしぐらです、道路標識で淡路町を確認、もう1ブロックほど東ですね、え~っと、、、そろそろこの辺りのはずですが、、、と、ありました、思ったより大きな店で角に45°の角度で入り口があるので目の前に来るまで気づきませんでした。
「梅乃宿温酒場」です、はい、新しい感じの店ですね、でもでも入ってみましょう、
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予想よりは広い店内です、
カウンターに10数席、テーブル席も4つか5つあります、酒場と云うよりはダイニングバーのような綺麗な内装、カウンターの中にお兄さんがお二人、という感じです、カウンター奥の方を勧められました、このところのパターンでビールを少しだけ飲みたいです、訊いてみると生の小さいのがあるそうです、ではそれをいただきましょう、
突き出しの「えだまめ」とともに、ほんとに小さなコップの(普通のコップの一回りほど大きめくらい)生ビールが出てきました、こりゃほんとに小さい!ご愛敬です、
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肴はまず「牛すじ煮込み」380円をお願いします、
濃いめの白味噌仕立て、大振りのすじ肉、なかなか個性があって美味しいです、好感!、
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コップ一杯の幸せ、じゃなくて、コップ一杯の生ビールを即飲み干して燗酒にしましょう、店名の通り、日本酒は「梅乃宿」ですね、メニューによると定番の中にも「辛」「吟」「温」の3種類があるようです、カウンターのお兄さんに訊いてみます、ぬる燗で飲みたいのですが、あ、あおれなら「吟」が良いですね、とのこと、なんとなく納得、熱燗なら「温」ということなんだろうか?
燗酒は、ちろりで燗器で燗されてコップに移されます、ではいただきましょう、、、はい、しっかりとしたこれまた主張のあるお酒ですね、いいじゃないですか
、これはいけますね、
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料理は好物の「きずし(〆鯖)」480円也にします、
ややレア系、ちょうど中間のしっとり系です、これも味の出張は強いですね、全体に輪郭のはっきりした味付けですね、
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お酒がなくなったのでお代わりをします、
一人客は珍しいようでワタシだけ、19時を過ぎて4人組が二組ほど入店、他のお客さんも2人連れですね、場所柄サラリーマン中心、みんなでワイワイという感じなるのでしょうね、
この日、昼間は台風並の低気圧が通り、異様な春の嵐が吹き荒れました、その影響でまだ風が強くときおりぱらぱらと雨も降っているようです、そのせいか空いていますね、普段はどうなんでしょうか?
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最後に「おでん」にします、珍しく「焼き豆腐」180円也と「ちくわ」150円也、これも主張があり美味しかったです、全体にインパクト重視の味付けですね、
さて、これでお勘定にします、2550円也、大阪で3店目の“温酒場”、「梅乃宿温酒場」、しっかりとした主張がある日本酒と料理でした、これから他の2店に肩を並べられるようにがんばってください、また来ますね、
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帰りがけにこの看板に激しく揺さぶられました、
この日はこれで帰りましたが、今度入ってみようかな?? 「串コトブキ」、
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