やはり銀座、少々高いのですがこの建物が残っているのが値打ちです、東銀座の「秩父錦」。
【2012年1月12日(木)】
東京 東銀座 「秩父錦」
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あまり時間がありません、さくっと飲んで大阪へ帰りましょう、
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当然、遠くへ移動するわけにもいきませんのでこの辺りで酒場がないかと思案すると、そうだ、「秩父錦」へ行きましょうか、もうずいぶんとご無沙汰していますからね、
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東銀座(旧木挽町)にある酒蔵「秩父錦」、
その外観は堂々たるものです、昼間に初めてこの店の前を通った時にビックリした憶えがあります、まだ酒場巡りを始める前でしたが、これはぜひ一度入ってみたいものだと思ったものです、
このお店の向かって右側にある路地の奥に“なぎら健壱”さんの生家があったそうです、一度奥まで入ってみましたがいまはもう家はなかったです(好きやなあ、そこまでみるか)、なぎらさんの著書「下町小僧」(筑摩書房)の表紙にはこの「秩父錦」とお隣の中華そば「萬福」が描かれています。
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さて、入りましょう、
大きな戸を引いて入ります、大きなコの字カウンターとテーブル席が3つくらい、この日は引き戸で締め切られていましたが奥にはそこそこ大きな座敷があったはずです、時を刻んだ柱や梁にカウンター、高い天井、今なら3階分くらいあるのではないかな?違ったかな?2階かな?まあそんなイメージです、銀座にあるのは間違いなく奇跡に近いお店です、
先客は3組、2人連れが2組と3人連れ、店はまだ落ち着いています。
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え~っと、ビールをどうしましょうか、この季節はビールは少しで良いのでこのところいつも迷います、結局この日は生ビールを頼みます、
お通し、カウンターの表面にも貫禄があります、
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さて、肴は何にしましょうか?
壁の短冊メニューを見上げます、店が大きいのと短冊メニューが高いところに貼ってあるので首を思い切り曲げながらあれやこれやと思案します、
結局「北海タコ刺し」600円也、なぜか珍しい選択でした、“北海”にやられたかな、
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生ビールをそこそこに、燗酒をお願いします、ぬる燗でね、銘柄はやはり“秩父錦”でしょうか?この季節はやはり燗酒が旨いですね、
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もう一品、う~んと「肉豆腐」600円也にしましょうか、
ボリュームがあります、すき焼味で甘辛いです、イイ感じです、燗酒がなくなりました、「肉豆腐」がまだまだあるのでもう一本頼みましょうか、時間があまりないのが残念ですが仕方ない、ちょっと急いで飲みましょう、、、残念、
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これでお勘定です、2700円くらいだったかな、やはり銀座ですからちょっと高めなのですがこれは仕方ないか、他にも銀座には良い酒場やもつ焼き屋もありますがやはり全体的に高いですね、場所代ですね、
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ということで東京駅へ急ぎましょう、
東銀座(旧木挽町)の「秩父錦」、堂々たる建物が残っていること自体が値打ちです、がんばってください、また来ますね、
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【おまけ】
この日のランチは「歌舞伎蕎麦」でした、
“もりかき揚げ”のつもりが無意識に“ざるかき揚げ”の食券のボタンを押したようで、ざるかき揚げが出てきて自分でビックリ、関西では“もり”がほとんどないですからね、2年ほどで自分の意識から“もり”が消去されつつあることに驚きました、
あ、それと前はなかった“かき揚げ”だけの追加が正式メニューになったようです、“ダブル”という符牒でした、なにかなと帰りがけに食券販売機で確かめると「かき揚げ90円」という追加メニューが追加されていました、今度一回チャレンジしてみよう、
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