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2012年2月 4日 (土)

温かい酒を出すから“温酒場”、大阪にはもう2軒しかないのでは?野田の「上田温酒場」。

【2012年1月13日(金)】

大阪 野田 「上田温酒場」

このところ、大阪でどの店にいくか?大いに悩みます、

忙しいせいか、このところ大阪で飲みに出掛ける前に目標の店がなかなか決まりません、情報収集もあまりできていないので、、、いかんなあ、もっと努力しないと、、、(って、そない云うほどのこともないし、ちゃんと仕事しなさい)、

この日も会社を出てから歩きながら考えます、悩みます、

さてどこへ飲みに行きましょうか?東京はまだいろいろ行きたい店があるので困らないのですが、大阪はこのところ情報不足です、できれば新規開拓をしたいところですがあてがありません、どうしますか?と、どんどん駅に近づいていきます、うむ、、、と捻り出したアイデアが野田の「上田温酒場」です、おお、イイじゃないですか、1回しか行ったことないです、もう2年以上前になるはず、大阪へ転勤で戻る前だったような記憶があります、これはいいですね、久しぶりに行ってみましょう

“温酒場”、良い響きですね大阪以外では聞かない言葉です、

先日神奈川の「みのかん」や新子安の「諸星」にお邪魔しましたが、あちらは“市民酒場”、“市民酒蔵”、これまた良い響きでしたし、両店とも大変良い店で気に入りました、

ならば“温酒場”も良い店だけ!?、そんな予感のする“温酒場”、実は音は“おんしゅじょう”と読ませるようです、ワタシは“おんさかば”の方がしっくりくるのですが、、、

もともとは“暖かいお酒=燗酒も出す酒場”と云う意味だそうです、“冷や=常温”が一般的だった日本酒の飲み方に“燗酒”が加わった時期(そんなに古い話ではないようです)のネーミング訴求ですね、この大阪の“温酒場”も今では九条の「白雪温酒場」とここ「上田温酒場」の2店しかないようです(他にもあったらぜひ教えてください!)、

さて、「上田温酒場」へ行きましょう、

阪神電車「野田」駅が最寄りでしょうか?横断歩道を渡って商店街の入り口に取り付きます、商店街が2本あります、え~っとどっちに入るんでしたっけ?ちょっと忘れています、たしか駅から遠い方、交差点に近い方から行くんでしたよね、

この商店街にもいくつか酒場があります、ちょいとチェックしながら奥へ奥へと進みます、前に来た時よりは近い感じです、商店街の照明が切れたところを少し行くと見事な提灯が見えてきます、

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はい、「上田温酒場」です、やはりイイ感じですね

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“かんとうたき”の提灯が立派です

こういう繁華街ではない普通の街の路地にある酒場はいまや大阪では貴重です、

では入りましょうか、と勇んで引き戸を引きます、全部で10席ちょっと小さなコの字カウンター、中にはお母さんがいらっしゃいます、うんイイ感じや!と心の中でほくそ笑んだのですが、、、お母さんの口からはショックな言葉が、、、

もう終わりなんですけど、、、え!!??、、、

8時までなんですが良いですか?、時計を見ると確かにあと数分で8時です、会社を出たのが思ったより遅かったな、、、そうか、ここは8時までだったか!!といろんな思いが走馬灯のように駆け巡ります(そないたいそうな)、でも口から出たのは、、、一杯だけお願いします!

ここまで来たのですから一杯だけでも飲ませてくださいな、という正直な気持ち、普段ならすんなりあきらめて帰ったかもしれませんが、この日は頑張りました、自分を褒めてあげたい(なんのこっちゃ)、

とにかく厚かましく一杯飲ませてもらいたい、お母さんはこころよく、じゃあどうぞ、と席を勧めてくれます、ありがたいこってす、

では、もう燗酒ですね、この日も外は寒いです、

先客は2人連れが2組、一組は会社の同僚?なにやら職場の内緒話で憂さ晴らしのようです、もう一組は久しぶりに来られた古くからの常連さんといった風情の紳士と奥様のようです、

おでんをお願いしましょう、もう残ってるのが少ないんやけど、とお母さんがネタを教えてくれます、では「蛸」300円也、それと「ねぎま」250円也、「厚揚げ」100円也をお願いします、

常連さんとお母さんの話を聞くともなく聞きます、

もう30年以上前から来られているということで、先代の大将の話が出ます、お母さんのお父様ですね、もう亡くなられたそうです、その後お母さんが継がれたようです、この辺りも昔は会社が多くありお客さんもひっきりなしだったようですが、今はもうマンションが建つ住宅街になり客の入りはさっぱりです、みたいな話、どこもそうですね、住宅地になると酒場はなかなか難しい、家の近くでは案外飲まないものです、三国の「三国屋」や佃の「太一」でもお母さんから似たような話を聞きましたね、

お母さんから「お酒、まだ飲まれるなら遠慮なしに言ってくださいね、大丈夫ですから」、あ、ありがとうございます、もう8時は過ぎていますがまだいいみたいです、同僚2人組はビールをもう一本追加、ではワタシももう1本燗酒をいただく前提でおでんも追加しましょう、「豆腐」150円也と「糸こんにゃく」100円也、

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旨そうな写真、豆腐にはかつお節が乗りました、

じゃあ、お酒をもう一本お願いします、スイマセンね、

おでんはもうほとんどなくなりました、開店は17時30分、その日に出る分だけを仕込んでおられるそうです、残ったいくつかは同僚さんへサービスです、

常連さんご夫婦がお勘定です、また来るね、と出て行かれます、

ではワタシもお勘定にしましょう、

お酒は2本ですね、え~っと1400円ですけど、最後のおでんはサービスするので1000円でいいです、あら、それはいかんでしょう、いいのいいの、こんなところまで来ていただいてありがとうね、また来てくださいね、そうですか、、、ではお言葉に甘えて、おおきにです、

外は寒いですが気持ちはホコホコになりましたね、

前回はあまりしゃべっておられなかったお母さんですが、今日は古い常連さんのおかげか、いろんな話が聞けて良かったです、野田から徒歩7~8分、

貴重な温酒場の1軒、「上田温酒場」、また来ますね、近々ぜったいにね

 

 

 

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