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2011年10月15日 (土)

広島県福山市の「自由軒」、しっかりと良い食堂酒場としてこれからもヨロシク!

【2011年9月24日(土)】

広島 福山 「自由軒」

ひょんな事でネットで知りあったバンバンバザールのギタリストの富やん、グルメ記事でもその文才を遺憾なく発揮されています、ツアーで各地を巡りながらのグルメ記事は本当に楽しいのです、そんな記事の中にこの店も紹介されていたのでいつか訪問したいと思っていました、

広島県福山市の「自由軒」、本日大願成就で訪問です

JR福山駅前のデパート天満屋の裏にあるとの情報、そのとおりに天満屋の裏手に回り込むとあっという間に見つかりました、「自由軒」

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はい、なんとなく予想していたとおりの店構えですね、では躊躇せずにすっと入りましょう

時間は13時過ぎ、昼のピークは済んでいます、コの字というよりJの字に近いカウンターのみ、20席くらいはあるでしょうか、先客は家族連れ4人と一人客のみ、いらっしゃい!の声で迎えられます、なんとなくJの字カウンターの右底部辺りに着きます、瓶ビールはキリンかアサヒとのこと、キリンにしましょうか、と、キリンは「秋味」でした、うん、濃厚で美味しいですね、550円也、

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壁には短冊メニューがたくさん、昼時のせいかどうも定食のメニューが目に入りますが、とりあえず「奴」200円也、

それとなんとか白板メニューから「しいたけミンチ」400円也を探し出してお願いします、ちょっと時間かかりますよ、とのこと、こう云われるとふと目の前のおでん鍋が気になります、すぐ出てきますよね、では「厚揚げ」と「大根」もお願いします、両方とも150円也、ということで怒涛の一気注文となりました、

「奴」は即出てきました、大きめの絹ごしにかつお節とネギ、出汁が気前よくかかってます、こりゃボリュームあります

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そして、おでんは味噌が掛かって出てきました、これが西日本正当の“田楽”⇒“おでん”ですね、(おでんの変遷は後述しましょう)

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美味しい、このおでん味噌掛け、ここをもっと攻めてもヨカッタなあ、

そして、ほどなく「しいたけミンチ」も登場、これも美味しかった、

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あっというまに三役揃い踏みとなりました、ちょっと時間掛かりますとのことでしたが、普通に出てきましたね、他の料理がめちゃ早いので“それに比べると時間が掛かります”ということですね、ここの調理時間は早回しなんですね

入れ替わりでお客さんも入ってきます、一人飲みの客、常連らしき女性二人連れは食事使い、近所のお店の店員さんらしきお二人も遅めのランチですね、食堂・居酒屋混合同時進行形です、ワタシは「秋味」をゆっくりいただきます、日本酒へいきたい気持ちもありますが昼飲みですからね、これくらいにしておきましょう、

広島県福山駅前、天満屋の裏の食堂「自由軒」、評判通りの安定感たっぷりの食堂・居酒屋混合店でした、お勘定は1450円也、ぜひまた来たいですね、また来ますね

【おまけ:おでんの変遷】

生半可な知識をひけらかしますと(というかこの「おでんの変遷」の話、好きなんです)、

現在の「おでん」のルーツは西日本で良く食されていた「田楽」=野菜・こんにゃくなどの“味噌焼き”ですね、“串”に刺した状態が普通だったようで、これが関東へ伝播するとなぜか“味噌”も“焼く”もなくなって出汁で“煮る”調理方法に変身、当初はなんとか“串”は残っていたようですが(静岡辺りのおでんはまだ“串”が残っているのかな?ちび太のおでんも串に刺さっていますね)、そのうちに“串”も姿を消してしまい今の「おでん」のカタチになったようです。

関東大震災で多くの人々が被災、職を失った東京人が関西地方にも避難定住していくのですが、この時に関東スタイルの“煮る”「おでん」が関西にも拡がります、がこの“煮る”料理、関西人にとっては「おでん」=「田楽」とは違う料理なので、これを「関東煮(かんとうだき)」などと呼んで「おでん」とは区別しようと奮戦したようですが(いまでも「関東煮」と称するおでん専門店がありますね)、その手間の簡単さと食べ易さに徐々に東京流「おでん」に浸食され、今では関西でも「おでん」=“煮る”が主流となっています。

広島方面の「おでん」も今や「“煮る”おでん」ですが、かろうじて“味噌”が残ったようです、広島の「権兵衛」でも味噌タレがでてきましたね、

どうも関東は“煮る”が得意なようで、概ね煮込む料理は美味しいような気がします、同じような料理でも、関東の「牛すじ煮込み」が関西では「牛すじのどて焼き」という風に“味噌”で“焼く”文化になるようです、鰻の調理なんかも東京は“蒸す”が入り関西のシンプルな“焼く”よりも工夫がみえます、「寿司」も関西の「箱寿司」主流から江戸前の「握り寿司」へと変遷、

全体に関西がトラディショナル、コンサバティブ、関東がイノベーター、アバンギャルドみたいな感じでしょうかね。

この話題、キリがないくらいに奥が深い、じっくりと研究したいところですが、今日はこんなところでおしまいにしましょう

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