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2011年2月 9日 (水)

背筋がシュッと伸びる酒場です、大塚の「江戸一」から八重洲の「ふくべ」へ。

【2011年1月15日(土)】

東京 大塚 「江戸一」→ 八重洲「ふくべ」

さて、土曜日の早飲みの東京です

この日のお目当ては大塚の「江戸一」です、すごく良いお店のようですが東京単身赴任時代にはついに参上できませんでした、この日はもう絶対に入店するつもりです、昼飲みもぐっと我慢して来ましたからね

「江戸一」の土曜日の開店時間は16時30分、正直昼から時間を持て余していたのです、お茶の水辺りであれやこれや時間を潰し、

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その後もあちこちに移動していたら時間がなくなってしまいました、大塚に到着したのが16時30分過ぎ、まあちょうど良いかな?と余裕で都電の線路なんかを観察、ここの坂は急だし、信号もないのね、凄いなあ、と妙に感心。

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では「江戸一」を探しましょうか、、、毎度の通り手元に地図を持っていませんが、すぐそこにあるはずです、ネットの地図の記憶を頼りに探しますが、、、やはり迷います

ネットの地図では確かこの路地裏に、、、と、ないんですね、これが、、、うむ、、、間違いなくこの辺りにあるはずなんだけどなあ、とウロウロ、路地裏をあきらめて大通りに出るとありました 「江戸一」大通りに面していたのですね、さっきすぐ横を通ってましたね

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時間は16時45分くらい、ちょうど良い感じですね、ではでは入ってみましょう
と、目の前で一人客が入られます、

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はは、やはり人気ですね、なんて暢気に構えていたのですが、、、

引き戸を引くと、あちゃ、満員です先の一人で入られた方はなんとか右手のカウンターに座られるようですが、、、ワタシの席は、、、ないかも、、、やはり名店、侮ってはいけませんえね、16時30分の開店と同時に常連さんで一杯のようです、

でも、昼酒もせず(それが普通や)、ここまで来たのですから簡単に引き下がる訳にはいきません、ここは引き戸を後ろ手に閉めて仁王立ちです

店内は大きめのコの字カウンターのみ、縦軸が短くて5人くらい、上辺下辺は10人以上はく座れそうですね、ぱっと見て常連さんばかりでしょう、それもワタシより先輩がほとんどですね、ご夫婦連れも多いです、これだけみても良いお店であることが見てとれます、

カウンターの中には、お母さんとお姉さんが3人ほど、そのうちにお母さんが声を掛けてくれました、あっ、はい、一人です、一人、ええ、あ、まだカウンター空いてますか!はい、ではでは失礼いたします、

ということで、無事カウンター左手の一番奥の席に案内されました、とりあえず席に着きますが、満員だったせいもありメニューの検討をする余裕もありませんでした、でもこういう時でもまずは飲み物をさっと注文するのが酒場の礼儀というものです、ここで四の五の云うようではいけません席に着きながらお隣の席を盗み見て、ビール小瓶430円也を注文します、ほ、この日は寒いし、どう見ても燗酒の似合う店ですが、ここはまずビール小瓶を頼むのが正道のような気がします(まあ、なんとなくね)、

そうそう、席に着く前にコートと荷物を入り口脇の格子棚に入れます、というかすでに先客のコート衣類で満杯だったのでその前に置きます、この辺りも雰囲気があって良いですね、

着いた席はコの字カウンターの左手一番奥、短冊メニューは入り口から見た正面上方に掛かっています、ワタシの席からは角度が浅くほとんど見えません、さてどうしようかと眼鏡をかけてちょっと首を傾げてメニューを見ますが、、、よく見えません、困ったなあ、と思っていたら、お隣の先輩がいきなりメニューを読み上げ始めました、あらら、ありがとうございますメニューの内容は忘れましたが先輩がどんどんとメニューを読み上げていきます、

「その席はメニューが見えにくいでしょう」
「あ、はい、、、」
「私もね、そこに座ると見えないのでね、、、」
「ありがとうございます

ということで、いきなり常連さんの心意気を見せられました、やはりこの店(とお客さん)は只者ではないですね、

結局、注文は先輩の読み上げメニューの中から耳に残った「マグロぬた」にします、

ビールを飲みながら待っていると「ニラのおひたし」がワタシの前に置かれました、お通しかな?って感じでいただきます、

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何の変哲も無いように見える「ニラのおひたし」、これが美味しいのですが、、、

2つお隣の席の方の注文だったのか?その方は「ニラのおひたし」を再度注文されていましたので、ひょっとすると間違いだったのかもしれません、それでも常連さんは何も言われませんでした、さすが

「マグロぬた」が来ました、

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王道の肴ですね、ボリュームもあり「ニラのおひたし」とともに美味しくいただきます、

この辺りで燗酒630円也をお願いしましょう、注文するとお母さんが「樽酒で良いですか?」とのこと、「はい」と答えます、燗酒は銚子一本が入るように仕切られた燗酒器で暖められます、ほどなく銚子が出てきました、メニューを確認すると(お酒は手元メニューがありました)燗酒と普通に注文すると「泉正宗樽酒」か「白鷹」になるようです、

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少しして気が付いたのですが、このふたつは銚子の格子柄の色で区別されれいるようです、とりあえず、ワタシは成り行きで「泉正宗樽酒」です、

ここはやはり燗酒が主流のようでメニューにも蒼蒼たる銘柄が並びます、加茂泉、司牡丹、鶴の友、浦霞、立山など普通なら冷(常温)で飲んでも良い酒が燗酒メニューで並んでいますね、渋いです、冷のメニューは少ないですね、菊姫がありました、

この辺りでちょっと余裕も出てきました、

ふと奥を見ると、狭い通路の向こうにはテーブル席もあるようです、二人客が一組おられます、不思議な感じですすね、どうやらこの店のステイタスはカウンターにあるようで、奥はまだ余裕がありますが皆さんカウンターが好き!って顔で飲んでおられます

大方のお客さんがワタシよりも先輩です、ご夫婦連れと見えるお客さんも多いですね、でも静かに飲むという雰囲気ではありません、かといってワアワアと騒ぐ訳でもありません、ちょうど良い頃合のザワザワ感、店と店員の雰囲気がそうさせているのでしょうね、

カウンターの中にはお母さんとお姉さんが3人ほど、

奥には大将も居られる様ですが、ここは女性陣が店の雰囲気をしっかりと醸し出しています、和服のお母さんは優しい感じでかつ貫禄たっぷり(小柄な方ですが)、若いお嬢さんたちはけっして華麗な対応ではないですが、ホンワカとした品があります、

そうそう、カウンターの中は一段高い板張りです、珍しいですね、立って歩くお姉さんたちを客は見上げるかたちになります、これも珍しい感じですね、

さて、燗酒をお代わりして、もう一品頼みましょう、首を傾げてメニューを確認して「なまこ」をお願いします、

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わけぎの香りが素晴らしいです、

さて、これにてお勘定にしましょう、3340円也、少々高いのですが、、、高くないです!!

こういう酒場は関西にはないですね、大塚という場所にあるのも東京の凄いところ、東京の懐の深さをまた見せられた気分です、

背筋が自然とシュッと伸びる、そんな気分になれる酒場です、
大塚の正道酒場、「江戸一」、ぜったいにまた来ますね

この後、東京駅へ向かいます、

新幹線の時間までまだ少しあるのでちょっと飲めそうですね、ではでは近くでもう一軒行きましょうか、ならば、、、「三州屋」もあるけど、まずは「ふくべ」を覗きましょう、

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引き戸を引くと、ここもカウンターは満員に見えます、一人なので右手奥のテーブル席という訳にもいかないのですが、、、とりあえず引き戸を閉めて主張すると、カウンターの中の大将が奥の席を勧めてくれました、

「一番奥が空いてます」

ありがとうございます、今日はギリギリですがなんとか座れる日ですねではではお邪魔いたしましょう、こちらでも燗酒をお願いします、大将が目の前の樽を示してこれで??という仕草です、はい、それでお願いします、「江戸一」でも樽酒の燗でしたが、ここでも「菊正宗の樽酒」です、今日は樽酒の日でもありますね、

肴はまずは「〆さば」、

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そした「もろきゅう」、

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燗酒もお代わりします、ここには確かワタシの贔屓の「加茂泉」があったはずです、所望するとありました、ではぬる燗でいただきましょう、

ここでも酒場の雰囲気を堪能します、「江戸一」よりはしっとりとした雰囲気です、照明も暗め、日本酒をいただき友と話を交わす、そんなお店ですね、ワタシは一人ですが

30分ちょっとで時間が来ました、さあ関西へ帰りましょう、

東京八重洲の珠玉の酒場「ふくべ」、ここも良いですね、また来ますね

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