“さばからまぶし”なんてメニューもあります、南田辺の「スタンドアサヒ」。
今年になってはじめたこのBlog、ほぼ毎日更新しています、ぜひご愛読ください
2004年から書いている(一応)ギター・フォークBlog『アコースティックギター生涯の1本』(本家)、そこで書いた「東京観光案内」カテゴリーの記事を地域別に整理しながら記事再掲していきます。そのうちに、東京関西の居酒屋・酒場のデータベースになればと思います。
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大阪、南の玄関口「天王寺」、
そこから阪和線で2駅目が南田辺です、
結構、遠いです
でも、この店目当てに行く価値はあります。
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【2009年8月7日の記事】
さて、そろそろお盆の連休に突入という人も多いのではないでしょうか?
私は、一応カレンダー通りに出勤です。
昨今の状況では、まあ、仕事があるだけありがたいと思わないといけませんね。
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今日の記事は5月の連休の頃の記事です。
2009年5月1日の金曜日、
この日は、東京での仕事を早めに切り上げて、いよいよ連休に突入です。
新幹線で新大阪まで、ここから在来線に乗り換えですが、乗車券は「大阪市内」の表記になっているので、大阪市内のJRの駅まではこのまま行けます。
では、なるべく有効に使おうと、大阪市南部の南田辺駅にある「スタンドアサヒ」を目指すことにします。
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でも、ちょっと遠いので、念のため大阪駅で営業しているかどうか電話で確認、
「はい、やってますよ」
「じゃあ、今から行きます」
と、人数も告げず、特に予約の申し出もせずに電話を切ったのですが、、
30分くらい後に引き戸を開けると、フロア係のお姐さんが、
「電話もらった方?」
「あ、はい、」
「お二人?じゃあここへ」
と、席をとっていただいてました
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偉いなあ、こういう気がつくところがうれしいなあ、と思っていたら、
もう即満員になりました、危ない危ない、ちゃんと予約すべきでした、
満員なのでお姐さんも気を回してくれたんですね、ありがとうございます。
今度からはちゃんと予約しましょう。
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ここは、なんと云っても煮炊きモノが丁寧に作られているのに驚くお店です。
目の前で大将と親爺さん(親子かな?若い大将がメイン)が調理をされているのですが、その前には下ごしらえされた煮炊きモノがずらり、
ふき、筍、鯛の子、かぼちゃ、にんじん、とこぶし、きぬさや、ホタルイカなどなど、
これだけの煮炊きモノを毎日揃えてる姿勢に感謝、脱帽です。
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まずはその煮炊きモノを注文、ここでは「小鉢」といえば良いようです、
メインを「鯛の子」「ホタルイカ」「ミンチボール」などと指定できますが、この日はウチのカミさんと二人連れだったので、、
「小鉢、二つ、いろいろ入れてください」
と注文。
通のような注文の仕方ですが、、
実はこの注文の仕方、前回来た時に他のお客さんの注文の仕方を真似たのです
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さらにお勧めの「えんどう豆」と「う巻き」、「きずし(〆鯖)」を注文しました。
「えんどう豆」「う巻き」は即出てきました、これは造り置きですね。
このおまめさん、懐かしい味でめちゃめちゃ美味しい
そして、程なく「きずし」も来ました、ウェット・レア系です、旨い
そして、「小鉢」が2つ、
一つは「ホタルイカ」、ひとつは「とこぶし」が入っています。
こんな炊き合わせは他では食べられません。
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この頃には予約の団体さんも来て注文が殺到、大将は大忙しです。
こちらも一段落して、ゆっくりモードに入っても、料理が旨いのでどんどん頼みます。
「あさりの酒蒸し」、
「焼鳥」、2本で200円の良心価格、
と、ここでメニューに聞きなれぬ名前の料理を見つけました。
「さばからまぶし」、、、
うーんなんとも良い響きの名前ですが、何だろう??
鯖の唐揚げみたいなものかな?なんて話していたのですが、結局お姐さんに聞くことに、
「あ、はい、きずしにおからがまぶしてあります」
と、ここ名物メニューの一つらしく、雑誌に掲載された記事のファイルを見せていただきました。
なるほど、確かに“きずし”に“おから”がまぶされています。
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もう、きずしを食べていたので、、、かぶってます、が、、注文
きずしの酸味とおからが妙にマッチします、酒の肴に良さそうですね。
最後に、おでんの平天と牛スジ、
二人で6杯飲んで5000円少々、お値段も手ごろでこれだけ美味しいものが食べれれば文句はないでしょう。
また来ますね
(記事再掲ここまで)
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