東京海洋大学の海王祭~重要文化財「明治丸」
今年になってはじめたこのBlog、ほぼ毎日更新しています、ぜひご愛読ください
2004年から書いている(一応)ギター・フォークBlog『アコースティックギター生涯の1本』(本家)、そこで書いた「東京観光案内」カテゴリーの記事を地域別に整理しながら記事再掲していきます。そのうちに、東京関西の居酒屋・酒場のデータベースになればと思います。
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清澄通りで佃から越中島へ渡る相生橋、
そこからいつも帆船のマストが見えていました、
ずっと気になっていたので、観に行って来ましたよ
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【2008年6月14日の記事】
良いお天気の関西です、
前回は忙しい中、無理矢理Live出演のため京都に帰ってバタバタとしたのですが、
今日はのんびりした朝です、
でも、今からまた京都へ行くんですが
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今日の東京観光案内は越中島の東京海洋大学にある“明治丸”です。
東京都中央区の佃から相生橋を渡ると越中島です、
JR京葉線の地下駅もあったりするのですが、
この越中島に"東京海洋大学"があります、
船乗りを養成する大学でしょうか?くらいに考えていたのですが違うようです、もっと広い意味での“海”を考える大学のようです。
【東京海洋大学の理念(HPより転載)】
我が国をはじめとする人類社会の持続的な発展を今後とも維持・促進するためには、人類の共有財産である海をグローバルな視点でとらえ、環境保全を図り、自然との共生のもと、海洋の利活用を考究しなければなりません。
新大学は、このような考えを基本に据え、海洋の活用・保全に関する科学技術の向上に資するため、海洋資源の確保、海上輸送技術の高度化、環境保全、海洋政策等に関する教育研究を総合的に行うとともに、新たな海洋産業の振興・育成が今世紀における世界経済発展のための主要課題の1つであるとして、これら分野における学際的、先端的研究を行います。
(転載ここまで)
この歳になると、あらためて勉強がしたくなるようで、こういう文章を読むとあらためて大学に入りなおして、いろんなことを研究したい欲望に駆られます
(駆られるだけね)
とにかく、佃側から相生橋を渡っていくと右手に帆船が見えます、
こんな感じ、
繋留されているのではなく、陸上に上げられ展示されているようですが、大学の構内なので見たことがないです。
いつも気になっていたのですが、この6月の7日(土)8日(日)に学園祭“海王祭”があり、構内への出入りも自由のようだったので見物に行きました。
いいなあ、Liveもやってました大学生活は楽しいでしょうねえ、
そして、お目当ての帆船「明治丸」、重要文化財だそうです。
当日はOB?ボランティアの方の案内もあり、いろいろとお話を聞かせていただきましたが、
この「明治丸」、見た目通りの「帆船」ではなく、「蒸気船」でした、
日本初の鉄製の蒸気船で“帆”はもともと補助的なもので2本あったものに、訓練用にもう1本建てたそうです。
製造はイギリスのグラスゴーだったかな?ちょっと忘れてしまいましたが、日本政府が明治初期にとにかく強い船が欲しくって発注したようです、
ただ軍艦ではなく、灯台見回り用の船だった、との説明でした。
明治天皇の御座船としても使用され、明治9年の東北・北海道巡幸の帰路に明治天皇が乗船、ちなみにこの時、横浜に帰着した7月20日を記念してこの日を「海の記念日」として、現在では国民の休日になっているそうです。
天皇も乗船する当時の最新鋭の船ということで、船内もそれなりに明治の雰囲気が漂います(気のせい)。
いろんな関連資料も船内に展示されているのですが、最も興味深かったのは、実はこの船を発注した役人が“伊藤博文”だったこと
伊藤直筆の英文の発注書が展示してありました、発注金額やら、完成後横浜まで回航するよう要請した文章などです。
写真でも見えますかね、伊藤博文の英文サインです。
伊藤さん、留学とかもしてたのかな?英語は堪能だったようですね。
(記事再掲ここまで)
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