« 場所と云い、商売の仕方と云い、渋過ぎます~蕎麦:神田猿楽町 松翁 | トップページ | いつ行っても満足の立ち呑み高級割烹?? 勝どき~かねます3回目 »

2009年4月28日 (火)

最近嵌ってしまいました、池波正太郎著 「食卓の情景」、垂涎のエッセイです^^)

今年になってはじめたこのBlog、ほぼ毎日更新しています、ぜひご愛読ください

2004年から書いている(一応)ギター・フォークBlog『アコースティックギター生涯の1本』(本家)、そこで書いた「東京観光案内」カテゴリーの記事を地域別に整理しながら記事再掲していきます。そのうちに、東京関西の居酒屋・酒場のデータベースになればと思います。

昨日に続き池波正太郎のさんの記事ですね、

この頃は池波さんのエッセイを読み漁りました。

【2008年1月10日の記事】

昨日、猿楽町の蕎麦屋"松翁"の記事を書きましたが、ここを贔屓にしていた池波正太郎さんについて書いてみましょう。

池波正太郎さん、

時代小説家ですよね、

代表作は「鬼平犯科帳」とか「仕掛人・藤枝梅安」かな、申し訳ですが時代小説は1冊も読んだことないです

でも、池波さん、食へのこだわりがすごかったようで、食に関するエッセイをたくさん残しておられます.

つい最近まで知りませんでした。
その代表作が「食卓の情景」なのでしょう。

Photo_15

前にも書きましたが、池波さんの食へのこだわりは、俗に言う"グルメ"とは一線を画していたようです。
佐藤隆介さんの著書の記述からの要約です。

(要約)
池波正太郎は食通でもグルメでもなかった。先生は美味を貪らず、毎日の一食一食を大事にし、たとえ一杯のラーメンであっても死ぬ気で食べていた。茶湯でいう一期一会の覚悟である。食べることにこれほど真剣だった人を、私は他に知らない。本物の「食道楽」だった。
(要約ここまで)

「食卓の情景」を読むと良く分かります、そこに出てくる食事は、確かに我々では贅沢すぎるような食事もありますが、多くは市井の食事であります。

京都の話がたくさん出てくるのもうれしいです。

ひとつ、印象的なエピソードを紹介しましょう。
「ランプの宿」というタイトルです、ある温泉宿に泊まった時の食事の話です。

(「食卓の情景」からの引用)
膳の上のものは、素朴な山菜や鯉の料理であったが、注文すると、カツレツを揚げてくれた。仁王さまの掌のような、いかにも無骨なカツレツ。こいつを食べ残しておいて、ウスター・ソースをびしょびしょにかけ、翌朝になるまでとっておき、…中略…無骨なカツレツの白い脂と厚いコロモが、とろとろにソースに溶けかかり、その冷たいのを熱い飯で食べる。これはいまでも好きだ。冬にやるのはことによい。
(引用ここまで)

どうですか、この食への欲求、良いでしょう{笑顔}
この冷たいカツレツの美味しさが判るような気がします。
こんな感じの食事へのこだわりのエッセイが続きます。

実はこの章では、食以外の面白いエピソードが紹介されています、
このエピソードは、後日東京の神田須田町の鳥鍋の"ぼたん"ですごい喧嘩へと発展します、

これまた作家ならではの破天荒な行状です、が、これまた楽しい。

Photo_16

池波さん、この鍋を相手に投げつけたそうです

"ぼたん"へはもう1年半以上行ってないですね、また行きたいなあ。

(記事再掲ここまで)

|

« 場所と云い、商売の仕方と云い、渋過ぎます~蕎麦:神田猿楽町 松翁 | トップページ | いつ行っても満足の立ち呑み高級割烹?? 勝どき~かねます3回目 »

神田須田町飯田橋」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 最近嵌ってしまいました、池波正太郎著 「食卓の情景」、垂涎のエッセイです^^):

« 場所と云い、商売の仕方と云い、渋過ぎます~蕎麦:神田猿楽町 松翁 | トップページ | いつ行っても満足の立ち呑み高級割烹?? 勝どき~かねます3回目 »